【泉佐野市】「食べたい…」と街の人気コーヒー店に要望が殺到。栄養の宝庫「最強アサイーボウル」新商品
「ACE COFFEE(エースコーヒー)」と聞くと、もう長い間 街で愛されている人気コーヒー店のようなイメージですが、わずか創業3年というから驚きです。
和歌山の人気カフェで研鑽を積んだ オーナー川口 泰弘(かわぐち やすひろ)さんが、ご自身の地元でもある泉佐野市に「こんなカフェがあったらいいなぁ」という思いをシンプルに実現したお店。その熱い想いやこだわりに感銘をうけ、 週3日ペースで通うお客さんもいるほど。
カフェの枠を超えるこだわりと多彩なメニューレパートリー
創業3年でなぜ地域の人の心をつかんだのか。それは、カフェの粋を超えるさまざまなこだわりにありました。
たとえば、看板商品のひとつでもある「ハンバーガー」のバンズは、生地から仕込み、一晩冷蔵庫で寝かせ、朝店内で焼き上げています。
店名にもある「COFFEE」は、川口さんがケニアとブラジルをベースにブレンドした2種類の豆を「KAMIN COFFEE ROASTERS」(和歌山県岩出市)に焙煎を依頼し使用しています。しっかりした苦味とコクのバランスが特徴的な「DARK BLEND(ダークブレンド)」とスッキリとした後味が特徴の「ACE BLEND(エースブレンド)」は、お好みで抽出方法(サイフォンor ドリップ)も選べるから、コーヒー通もきっと満足できるはず。
ほかにも、「タコライス」や「カレー」などのお食事系メニュー、「カスタードアップルパイ」や「ミニサンデー」などのスイーツ系メニューも充実しています。
「最強アサイーボウル」
今回、ご紹介するのは新商品の「アサイーボウル」1350円(税込)。
昨年、多くのお客さまから「食べたい」「つくってほしい」と要望があり、人気コーヒー店の意地とプライドをかけて完成させた「最強アサイーボウル」です。
「神様がくれた果物」とも呼ばれるアサイーは、ポリフェノールはブルーベリーの約18倍、食物繊維はごぼうの約3倍、カルシウムは牛乳の約3倍、鉄分はほうれん草の約2倍と、断トツの抗酸化力を誇るスーパーフード。
“ハワイの朝食”として有名な「アサイーボウル」ですが、美容系女子や健康志向の方の支持をうけて、日本で提供するお店も増えてきています。
ところが、この街では気軽に食べられるお店が少なかったことから、人気コーヒー店に要望が殺到したようです。
「自店でやるからには、本当に美味しいと思えるものを提供したい一心で完成させました」と意気込みも十分。
目の前にパッとお花畑が現れたかのような気分にさせてくれる鮮やかな見た目に夏の疲れが吹き飛びます。真夏にはうれしい冷え冷えの陶器で登場です。
ベースとなるアサイーは、手摘みで収穫された「SAMBAZON」のオーガニックアサイーを贅沢に100g使用。味の濃さ、バランス、どのフルーツとも相性が良いのが特徴です。それをバナナ、アップルマンゴー、ブルーベリーとあわせてミキサーにかけフローズン状に。キンキンに冷えたフローズンアサイーは夏バテ気味のカラダにうれしいご褒美です。
ほんのり酸味のあるあっさりとしたアサイーベースがとても上品な味わい。
すこし濃くてくどいイメージがあったアサイーですが、こちらのアサイーは盛られたフレッシュフルーツ(パイナップル、バナナ、ブルーベリー、フランボワーズ、マンゴー)の引き立て役としての役割をしっかり担っています。サクサクとした食感が楽しいオーガニックグラノーラは、うっすらシナモンの香りが。
キャラメリゼを施したピーカンナッツは、思いのほかやわらかい。
ザクザクとした食感と甘く香ばしい味は、立派な“極小スイーツ”だと感じます。見逃してしまいそうな小さな素材にも目配りをし、味のまとまりや全体のバランスを想定してつくられた「アサイーボウル」。栄養価が高いから何かを妥協するとかではなく、味・彩り・栄養 すべてがパーフェクトなひと皿は、食欲が低下気味の夏の栄養補給にもピッタリです。
「季節のフルーツ」は、折々の旬の果物が登場する予定です。
「ACE COFFEE」が、地域の人に支持される理由は、妥協せず、想いを貫くその姿勢にあるのだと感銘をうけました。近頃、お疲れモードだったわたしもペロリと完食。栄養チャージができるスイーツってうれしいですよね。
ふと、店内を見渡すとお昼時を過ぎているのにくつろぐお客さんの姿が。
客層は、若い方が多いのかと思ったら、意外にも年配の方も多いのだとか。
「純喫茶」など、昔ながらの古いものも好きだという川口さん。
アメリカンテイストな店内にしっとりとした空気が流れている理由は、その辺にあるのかもしれませんね。
「一食分」の選択肢のひとつとしての「アサイーボウル」。
うだるような暑さの日に、最強! と感じたひと皿です。