【神戸市】関西ダービーの日本シリーズが終了した後の神戸の様子はこんな感じ
59年ぶりとなった関西勢のチームで対決した日本シリーズ、関西ダービーともなんば線シリーズとも呼ばれました。阪神タイガースが4勝3敗で38年ぶりに日本一の栄冠を勝ち取ったという結果になりました。その阪神タイガースは兵庫県西宮に本拠地を持ちますが、オリックスは以前は神戸が本拠地だったチーム。そんな微妙な立ち位置の街神戸での日本シリーズ後の様子を見てきました。
阪神電車は「日本一」を感謝とともに掲げて
阪神電車は日本シリーズ中は、阪神とオリックス両チームのロゴをあしらった「なんば線シリーズ」の副標などを電車に付けてましたが、優勝が決まった翌日からは「CHAMPIONS」の副標やヘッドマークを先頭車両につけて運行しています。
神戸三宮駅について改札に向かう通路には「日本一」のポスターで両側がディスプレイされていました。そのポスターにはファンに向けての感謝のメッセージも書かれています。この周辺が最も優勝色が強かった場所かもしれません。
神戸阪急にも「日本一」の垂れ幕
神戸三宮駅から外に出て神戸阪急百貨店に目をやると「阪神タイガース日本一」の大きな垂れ幕が見えます。神戸阪急には阪神がセリーグ優勝を果たしたときも優勝を記念した垂れ幕が飾られました。オリックスバファローズの前身をたどると阪急ブレーブスに行きつきますが、阪急百貨店は現在は阪神百貨店と同じエイチ・ツー・オー リテイリングに属していることから、オリックスの優勝時には垂れ幕などは掲げていませんでした。
B-WAVEには「全員にありがとう!」のメッセージ
神戸阪急のはす向かいにはオリックス球団直営のグッズショップB-WAVEがあります。こちらでは特に大々的になにかを掲げるような様子はありませんでした。ただ、モニターディスプレイに映っていた「全員にありがとう!」のメッセージが印象的でした。この全員とは選手はもちろんのことチームを応援してくれたファンも含んでいるのではないでしょうか。どちらが勝ってもおかしくない展開の日本シリーズだっただけにオリックスもパリーグの覇者としてさらに堂々と神戸の街に誇ってもらうことも期待したいです。