【北海道旭川市】口の中に春が広がる!手づくりのよもぎ大福「お菓子にちりん」
平和通買物公園は、昭和47年に日本で初めての恒久的歩行者天国として開設されました。JR旭川駅から北に約1km続き、通りの両側にはさまざまな店舗が立ち並ぶ旭川のメインストリートです。
その平和通買物公園の北の端、8条通7丁目にあるのが「お菓子にちりん」です。
昭和世代にとって、平和通買物公園のシンボルといえば「手の噴水」。
平和通買物公園のリニューアルに合わせ、4条通から8条通りに移設されましたが、「お菓子にちりん」の店舗があるのは、この「手の噴水」のすぐ前です。
「お菓子にちりん」の創業は昭和34年。平和通買物公園が歩行者天国になる13年前に、初代店主がお店を開きました。
しかし今から6年前、二代目の店主が高齢になったことでお店を閉店することに。
長く愛されてきた菓子店の閉店に、市民からたくさんの惜しむ声が寄せられる中、経営を引き継いだのが障害者支援を行っている「NPO法人ピーシーズ」です。
店内に入ると、テーブルに並んでいるのは大福や切り餅、中華饅頭、どらやき、マドレーヌなど和菓子や洋菓子。
中でもおすすめは「よもぎ大福」です。
「よもぎ大福」に使うよもぎは、旭川市内の野山に自生しているものを、毎年春になるとスタッフ総出で摘みに行くそう。
「よもぎ大福」を一口頂くと、口の中いっぱいに爽やかな春の香りが広がります。
「お菓子にちりん」の大福やお菓子には、保存料を一切使っていないため、お店でしか購入出来ません。
平和通買物公園を歩く機会があれば、ぜひ「手の噴水」前まで行って、「お菓子にちりん」の「よもぎ大福」味わってみて下さいね。