十三に住み始めて丸2年、念願の「喫茶レストラン淀」に行ってきました。場所は十三駅東口を出て左、商店街の中にあります。

自宅から十三駅に向かうとき、必ず通る道沿いにあるのでずっと行きたいと思っていたのですが、なかなか勇気が出ず。

というのも、こちら客席は2階にあり、外から中の様子が見えないんです。だから「店主と常連さんが仲良く話していて、私のような新規客が行くと悪目立ちしたら･･････」と心配だったのですが、たまたまSNS上で訪問した人の感想を見て、そんなこともなさそうだなとわかり、ひと安心。

お腹が減っていたので、この「ゴゴランチ（700円）」に惹かれたというのもあります。ハンバーグ、しょうが焼き、鶏のから揚げ、牛焼き肉などなど計10種、なんとも魅力的なラインナップです。

「美味しさもボリュームもUPしました」の手書きメモも素敵。

自動ドアをくぐると、まず階段があります。全60席と書いていますね。予想より広い！

店内はステップフロアになっていて、2階、中2階、3階の3フロア。2名～4名席がたくさん並んでいます。不思議な造りでちょっとワクワクします。

ランチはメンチカツにしました。お肉がふっくらやわらかくて手作り感があっておいしい。サラダはキャベツとレタスの千切り、茹で玉子にマカロニサラダと盛りだくさん。フレンチドレッシングは久しぶりだったけど、やっぱり間違いない味。

女性でも無理なく食べれるボリューム感。ライス大盛無料らしいので、腹ペコの男性にも良いのではないでしょうか。

コーヒーも追加。真っ白のカップ＆ソーサー、フレッシュ、銀色のシュガーポットが喫茶店らしさ全開。ふだんカフェに行く機会が多い人ほど、この喫茶店らしさが新鮮に感じるはず。

私はカフェ雑誌の仕事をしているため、稀少なスペシャルティコーヒーの専門店や自家焙煎の店に行く機会が多く、豆の特徴や焙煎のこだわりを聞いていると、いつの間にかコーヒーはブラック派になっていましたが、喫茶店で苦めのコーヒーに砂糖もフレッシュも両方入れて飲むのも好きです。

自然光が入らない、ほんの少し薄暗い店内は考え事をしたいときにぴったり。最近ではめずらしく喫煙OKなので、スモーカーの人にとってはオアシスですね。駅近なので、待ち合わせ場所としてもよさそうです。

昭和レトロな喫茶店はやっぱり素敵。ほかにも十三で気になっている喫茶店がちらほら。今後も十三のカフェ＆喫茶店巡りを続けようと思います。