ドローンサッカー専用のドローンを見た瞬間、そのクールさに心惹かれました。

ドローンサッカーとは、丸いプラスチックのフレームに覆われたドローンを操作して相手のゴールを狙う、サッカーとドローンレースを混ぜ合わせたような新しいスポーツです。

9月1日、福山駅前に福山初のドローンサッカー専用フィールドがオープンしました。

ドローンサッカーとは？

ドローンサッカーは2016年に韓国で生まれた、新しい競技です。専用のフィールド内で、時間内に相手の「ゴール」により多くドローンボールをくぐらせた方が勝ち。

競技者は、フィールド外からドローンを操作します。

1チームはストライカー2人とフィールドプレイヤー3人の5人で構成されています。ポイントが入るのは、ストライカーのドローンボールが相手ゴールを通過したときのみ。フィールドプレーヤー3人は、自分たちのゴールを守ったりストライカーのフォローをしたりして、5人が協力して守備と攻撃にあたるのです。

ドローンサッカーは、極めて知的で戦略的なスポーツであると同時に、老若男女を問わず誰もが安全に楽しめる、バリアフリーな競技でもあります。

日本国内にはおよそ80のドローンサッカーチームがあるそうです。
世界大会も開催されていて、現在世界第2位になっているのは大阪の高校生のチームだとか。

競技人口がまだ少ないため、今から始めれば国内はもちろん、世界のトップも狙えるかもしれない、注目の新競技です！

参考：日本ドローンサッカー連盟

福山初！ドローンサッカー専用フィールド

アルファゲートタワー福山駅前3Fにオープンした注目のフィールドの名は、「Mitsuboshi Rose Drone Field（ミツボシ ローズ ドローンフィールド）」。株式会社ミツボシコーポレーションが運営しています。

BDDシニアマネージャー開発担当の樋口洋一さんにお話を聞きました。

「これまでドローンサッカーの専用フィールドは、広島県内では広島市内だけでした。今回福山に、しかも福山駅の目の前という交通の便のよい場所にオープンできましたので、備後地域の方にも気軽にドローンサッカーを楽しんでいただけます。学校帰りに立ち寄ってもらうのも歓迎です！」

「弊社服飾資材の専門商社ですが、『新しいことへの挑戦』を続けてきました。福山初のドローンサッカーフィールドをオープンしたのも、『挑戦』のひとつです」

「ドローンサッカーの一番の魅力は、年齢に関係なく誰でも楽しく、そして真剣に取り組めることです。また、産業用としてのドローンの需要は高まってきていますが、ドローンに触ったことのある人はまだ少ないですよね。ここでドローンサッカーを楽しみ、ドローンに興味を持った人の中から、将来のドローンパイロットが育つかもしれません」

ドローンサッカーに親しんでもらえるようにと、今、Mitsuboshi Rose Drone Fieldではキャンペーンを実施中です！

「オープニング記念として、先着200名の方に無料体験をご用意していましたが、すでに200名を超える方に楽しんでいただきました。好評のため、無料体験期間を2024年9月末まで延長します。

こちらにある機材を実際に操作していただける30分間の体験です。操作方法や競技のルールなどは伝えますし、どなたでも利用できますので、ぜひ、この機会にドローンに触れてみてください。

また、学生さん向けには無料で施設を利用できる部活応援キャンペーンも実施中です。すでにいくつかの学校から、部活としてドローンサッカーを取り入れたいと、お問い合わせがあります。

企業チームを作りたいとの声もあります。
将来、ドローンサッカーが接点となって学生さんと企業さんが交流できたらいいですよね。

2025年には、ドローンサッカーのワールドカップが開催される予定です。賞金総額はなんと1億円。ドローンサッカーはまだ新しく夢のある競技ですので、ぜひ、ここで練習した福山の選手に世界で活躍してほしいと思っています」

ちょうど無料体験を終えた4人の方がおられたので、感想を聞いてみました。

「SNSでドローンサッカーを知って興味を持ち、仕事の休みを利用して来ました」

「ゲームのような感覚で楽しめました。ドローンの操縦自体初めてでしたが、とてもおもしろいですね」

「幅広い年齢層で遊べそうだと思いました。子どもとお父さんとお母さんと、おじいちゃんおばあちゃんのチームなんてのもいいですよね。ドローンはフィールドの中、競技者はフィールドの外だから、子どもでも安全に楽しめるのでは」

「チームを作って、本格的にやってみたい。優勝を狙います！」

ドローンサッカーには多くの魅力がありますが、誰でも安全に楽しめるのが一番の魅力だと感じました。

無料体験期間中の9月末までにぜひ、ドローンサッカーを体験してみてください！