2022年に閉業となった和風旅館「不二苑」
不二苑は天然鉱石「光明石温泉」で、イオン化作用が強いとされる薬石を使用した準天然温泉でした。スポーツ合宿の学生たちが宿泊しているのを夏などによく見かけたことが思い出されます。

不二苑を運営する株式会社不二苑が、破産手続き開始となり、2022年11月24日をもって清算の結了となりました。清算の結了とあるので、会社が閉鎖され法人格は消滅しているようです。

2023年11月に不二苑の建物全体に足場が組まれていることを確認しました。12月にも確認しましたが、11月と変わりはありませんでした。これから解体となるのか、それともリフォームして新たに使用されるのかはまだ分かりませんが、今後を見守りたいと思います。

不二苑の場所は旭橋のすぐ近くとなります。常盤公園や旭川中央図書館、旭川公会堂がすぐ近くにあります。向かって右隣が「Tabist ダイバーシティホテル シン トキワ 旭川」となります。

昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で、多くの観光客や合宿生を見守ってきた旅館は、その役割をいったん終わろうとしています。北海道遺産「旭橋」のすぐ近くであり、おなじみとなっていた旅館なだけに、今後どうなっていくのか気になりますね。

旅館情報

☆和風旅館「不二苑」
住所:旭川市常盤通3丁目り1971-48
備考:2022年閉業