ヘチ釣りの「へち」って何?魚の名前かと思ったら…。
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。
これまでの経験をもとに、「釣りのポイント紹介」や「釣りのお役立ち情報」をご紹介していきます。
釣り人のみなさんなら大体の方が知っているであろう「ヘチ釣り」。
聞けば「あー、あの釣りね」と思うかもしれませんが、釣りをあまり知らない方々にとっては何のことやらという状態だと思います。
実はその「ヘチ釣り」が近年人気が少し高まっていることもあり、ここでひとつその理由とともにお話をしていきたいと思います。
ヘチ釣りの「へち」って何?
早速ですが「ヘチ釣り」について。
ヘチ釣りの「へち」の正体なんですが・・・。
実は岸際(岸壁際)のことだったんです。
漢字で書くと「辺地(へち)」と書くそうで、ヘチ釣りということは、岸際の壁沿いで釣りをすることだったんです。
そうです。
へちっていう名前の魚を釣るという意味ではなかったんです(笑)。
なぜヘチを狙うのか?
ではなぜ「ヘチ」を狙って釣りをするのか?
実は魚という生き物は、何もない広々としたところを泳ぐよりも、壁際に沿って泳いだほうが安心するんですよね。
その理由は、何もないところは鳥や人間などの外敵に発見されやすいからです。
逆に言うと、壁際や障害物周りはそういった外敵から見つかり難いし、さらにはそういったヘチには貝やカニなどの餌もいるのでので、ヘチ沿いを泳いでいる魚って意外と多いんですよね。
だからヘチを狙って釣りをするのは結構効率的なんです。
ヘチ釣りブーム到来!?
壁際に付いている、壁際を回遊してくる魚を狙うヘチ釣り。
実は近年そのヘチ釣り人気が少し高まっているんです。
シンプルなタックルで誰でも簡単にできるというのが理由の一つ。
全国どこの釣り場でもできるというのも理由の一つ。
また、日中でも夜でも短時間で手軽にできるというのも人気の理由で、仕事帰りにサクッと釣りをして帰るという方もいるほどです(笑)。
そしてもうひとつ、実は釣れる魚が増えてきているんです。
ヘチ釣りで釣れる魚
ヘチ釣りで釣れる魚の代表的な魚と言えば「黒鯛」です。
黒鯛は海釣りを始める男の子なら誰もが憧れるターゲット。
何より見た目がすごくカッコイイ!
そして最近増えてきているのが「キビレ」です。
黒鯛に見た目はそっくりですがヒレが黄色いのが特徴で、地球温暖化の影響なのか何なのか、数十年前より確実に増えてきているんです。
このため、ヘチ釣り人気が少し高まってきています。
ヘチ釣りはその他にもメジナやメバル、カサゴといった人気の魚もたくさん釣れます。
ヘチ釣りはどこの釣り場でも専用タックルじゃなくても楽しめる
ヘチ釣り師は、網を背中に背負ってあとは短竿1本持ってるだけの姿なので、防波堤や沖堤防などでやっているとすぐわかるし、風情があってカッコいいです。
本格的に楽しむならそういったスタイルも真似したいし専用タックルも欲しい。
だけどそこまで本気じゃなくて一度やってみたいんだよね。
という方は特にこだわって専用品を用意する必要はありません。
長い竿はスペース的にも重さ的にもかなりやり難いですが、なるべく軽いタックルならヘチ際を攻める釣りはできると思います。
餌は黒鯛狙いならカニやカラス貝など、他魚種狙いならイソメ、オキアミでOK!
釣り場所はどこの釣り場でもできます。
だって関東なんかは「お台場エリア」や「みなとみらいエリア」といったデートスポットでも、普通にヘチ釣りをしている方をよく見かけるようになりましたからね(笑)。
まずは手軽に始めてみましょう!
簡単お手軽の「ヘチ釣り」。
是非、挑戦してみてください!
まとめ
今回の記事は参考になりましたでしょうか?
これから釣りを始める初心者の方や、話のネタの参考になれば幸いです。
今後も釣りに興味がある方にとって「話のネタ」や「楽しいお役立ち情報」をご紹介していきます。
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