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大量のチーズの雪山&背脂・ニンニクの背徳感! 「三田製麺所」夏の灼熱メニューが超パワフル

井手隊長ラーメンライター/ミュージシャン
灼熱背徳MAX油そば

日本最大級のつけ麺ブランド「つけ麺専門店 三田製麺所」の夏の看板商品「灼熱つけ麺」

三田製麺所 三田本店
三田製麺所 三田本店

2008年に東京港区の三田で創業し、昨年15周年を迎えた「三田製麺所」。7月現在で全国44店舗、海外でも5店舗を運営する一大チェーンだが、この「灼熱つけ麺」は2011年から続くいちばん長い歴史を持つ季節商品だ。

「灼熱」という名の通り、刺激的な辛さが印象的なつけ麺で、固定ファンの多い一杯だ。

「灼熱」シリーズは13年の歴史がある
「灼熱」シリーズは13年の歴史がある

さらに、7月16日から発売の今年の灼熱メニューはつけ麺にとどまらず、2つの「油そば」が登場。

これがとんでもない背徳的な一杯で度肝を抜かれた。今回はこの2品を紹介する。

白い灼熱~禁断のチーズ油そば~
白い灼熱~禁断のチーズ油そば~

まずは、「白い灼熱~禁断のチーズ油そば~」(¥1,380)だ。

雪山のごとく降りかかったチーズの山がとにかく印象的な一杯。

チーズの下には真っ赤な灼熱ダレの絡んだ麺が鎮座する。

激辛ながらチーズのまろやかさがプラスされ、得も言われぬリッチな味わいに。さらに卵黄を絡めるとまろやかさが頂点に達する。

一見パスタのような一杯ながら、麺の旨さも引き立ちしっかり新しい油そばとして完成している。

〆は「灼熱チーズのっけ飯」で
〆は「灼熱チーズのっけ飯」で

ライスが無料でついてくるので、残ったタレをライスにかけ、〆の「灼熱チーズのっけ飯」にしていただくのが最高だ。

灼熱背徳MAX油そば
灼熱背徳MAX油そば

そして、もう一品は「灼熱背徳MAX油そば」(¥1,380)だ。

ビジュアルからパワーを感じるガッツリ系の油そば。

真っ赤な灼熱の麺の上にたっぷり300gの野菜、刻んだニラ、ほぐしチャーシュー、背脂、そして一番上には40gのニンニクが乗る。

生卵ですき焼き風に食べるのもオススメ
生卵ですき焼き風に食べるのもオススメ

灼熱パウダーも降りかけられ、辛さとニンニク、ニラのパワーが口の中に広がる。

これだけパワーのあるトッピングの中で、灼熱ダレの旨味がしっかり抜けてくるのが素晴らしい。

生卵がついてくるので、すき焼き風に麺をつけながら食べるのもオススメだ。

「三田製麺所」のまぜそばは、昨年発売した「たまごかけ麺(TKM)」が大ヒット。「TKM」は2024年上期ヒット商品番付にもラインナップされ、一大ブームとなった。

「見て楽しい」「混ぜて楽しい」「食べたら止まらない」という3段階の楽しさを届けられるまぜそばに可能性を感じているという「三田製麺所」。つけ麺の一大チェーンとして歩んできたが、もう一つの大きな武器としてまぜそばをさらに進化させていく。

大量のチーズの背徳感と、背脂とニンニクの背徳感。これを激辛が包み込むというとんでもなくパワフルな一杯だ。

7月16日から発売。ぜひご堪能あれ。

※写真はすべて筆者による撮影

ラーメンライター/ミュージシャン

全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。東洋経済オンライン、AERA dot.など連載のほか、テレビ番組出演・監修、コンテスト審査員、イベントMCなどで活躍中。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。本の要約サービス フライヤー 執行役員、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」事務局長も務める。

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