【可児市】降り注ぐ枝垂桜のシャワー! 1本なのに複数本の桜林の中にいるみたい♪
そもさん!
枝先に、おみくじが括り付けられたこの写真、何本の桜の木でしょうか?
せっぱ!
おいおい! 出題しておきながら「1本なのに複数本の桜林の中にいるみたい♪ 」って既にタイトルに答えが書いてあるやないか!
・・と、一人で「そもさん、せっぱ」のやり取りを表現してみましたが、使い方はあっているでしょうか? 何か違う気もしますが、この話は置いておいて・・。
訪れたのは、可児市塩河にある「少林寺」さん。
今回は取材のために訪れた訳ではなく、塩河をドライブ中、あまりにも見事な桜の木を発見して、吸い寄せられるようにやってきました。
門の前に表示された「お茶をご用意しております 桜と一緒にご自由にどうぞ」の文字。
臨済宗妙心寺派の少林寺さん。臨済宗は、とんちで有名な「一休さん」の宗派なのだとか。
本堂前に植えられた、高樹齢に見える立派な枝垂桜。
聞いてビックリ! なんと、まだ樹齢20年にも満たないのだとか。
桜の正面、本堂の縁側に茶席が用意されていました。
「茶席でお茶とお菓子を食べていって」と声をかけて下さった おくりさん。(おくりさんとは、住職の奥様のこと)お寺の住居部分のことを、庫裡(くり)と呼び、その庫裡を司る奥さんのことを、おくりさんと呼ぶようになったそうです。
綺麗に手入れされたお庭と満開の枝垂桜が美しい。
風に吹かれて、時折、桜吹雪が屋内に入ってきました。美味しいほうじ茶をいただきながら、至福の時間を過ごさせていただきました。
と、いかにも風情のある表現をしましたが、実際はおくりさんのお話がとっても楽しくて、話に夢中になっていました(笑)
この見事な枝垂桜は、20年弱前に総代長さんが住職さんに断りもなく勝手に植えられ、あれよあれよという間に成長したのだとか。
知識が豊富なおくりさんで、楽しいお話を沢山聞かせていただきました。おくりさんが定期的に発行されている記事をいただきました。(今年の4月分はなかった為、去年の4月に発行されたものを選びました)
ヒイラギの葉っぱの話。とても楽しく為になるお話です。私も丸く穏やかになれるよう、日々精進してまいります。(久々利の東禅寺のヒイラギも見に行きたくなりました)
実はこの日は、本堂の内部を一新する為、古い装飾品を撤去されたばかりだったようです。(取り外された装飾品が、お隣の部屋に置かれていました)2日後には、新しい装飾品の設置が完了するとのことでしたので、この写真より豪華で煌びやかになっていると思われます。
今回、綺麗な桜を観賞させていただき、お茶とお菓子をご馳走になり、為になる楽しいお話をたくさん聞かせていただき、取材にまで協力していただき感謝の気持ちでいっぱいです。桜の葉が散るころには、葉を拾い集めに(お庭掃除の手伝いに)参上しなくては。
桜の花が咲く時期の、8時~16時頃まで、お茶席を用意して下さっているとのことでした。少林寺さんのInstagramでお花の開花状況をチェックすることができますよ。
とても素敵なおくりさんがいる少林寺さん。是非ご参拝ください。
少林寺
所在地: 岐阜県可児市塩河543−1