中津川市福岡にある石屋さん、(有)三上石材。

実は今年の2月からコーヒーを販売し始め、好評だとか。

何故石屋さんがコーヒーを？

そこで今回、(有)三上石材さんに取材させていただきました。

「岐阜県は石の産地として有名なんです。全国各地の施設、庭園でも使われてるんですよ」と三上さん。

全国の様々な公共施設、駅などをはじめ岐阜の石は多くの場所に使われています。

中津川市の石は主に花崗岩。さらに分類すると木曽石、美濃石、蛭川御影石があるそうです。いずれも7000～6000年前に作られた石なのですが、その石の個性、風合いを活かすのが石屋さんの仕事でもあり、職人の技でもあります。が、一般の生活だとなかなか石の魅力を知ってもらう機会がない…。

そこで、SNSで企画されたガウディさんによるコーヒー企画に参加する形で、石の魅力を知ってもらおうと活動を開始販売スタート。

じっくりと時間をかけて焙煎するため、使われた石は美濃石。

200度で遠赤外線効果で焙煎するため、耐えられる石でないといけなかったそうですが「木曽石は熱に弱く、蛭川石もギリギリアウトで美濃石が選ばれた」とのこと。

石の個性を考えるとしっくり来た名前は「美濃山石」。コーヒーの名前を「美濃山石珈琲」と名付け、企画をスタート。

プロから見て石の特性を活かしたコーヒーの誕生です。

その味は、豆や粉も販売もしているカフェ、ふぁんふぁんにて頂けます。

一見、アメリカンのような色合いですが、飲んでみると深いコクがあり、ブラック大好きな方でも満足な味わい。スッキリとした後味で、爽やかささえ感じます。

石の焙煎によるのかまろやかな風味。丁寧に丁寧に時間をかけて焙煎されたのが味でわかります。

販売は、

・くりくりの里

・ふぁんふぁん

・にぎわい特産館(4月末～販売スタート)

・マルナカストアー(多治見市)

で行ってます。

ふぁんふぁんは、美味しいピザやハンバーグなど豊富なメニューもオススメです。

豆と粉の2種類があり、豆は970円、粉は1080円で販売中。

好評のようでこれからは販路やイベントなどでさらに知ってほしいとのことです。

コーヒーを通して、石の力を感じてみてくださいね。

そして、同じ福岡地区のふぁんふぁんにも是非足を運んでみましょう。