【鎌ケ谷市】避難所、避難場所を案内する電柱に設置された看板。市内に何か所あるかご存じでしょうか?
2024年は元旦の能登半島地震から、日本列島の各地で地震が相次いで発生しています。鎌ケ谷市はゆれにくい街として市のホームページにも紹介されていますが、災害はいつ起こるかわからないものです。普段、市内で目にする避難場所の方向を示す看板が新しくなっている、と教えていただき、鎌ケ谷市役所安全対策課でお話を伺いました。ありがとうございます。
鎌ケ谷市内には、24か所の避難場所が設けられています。電柱に設置されている看板にも書かれていますが、避難所は、体育館など建物の中で雨風をしのげる場所のことを指します。避難場所は、一時的な避難ができる開けた場所を指し、グラウンドなどに当たります。
避難所兼避難場所を案内する看板には、こうした左折を表す表示も示されており、場所に行ったことがない方も、看板の通り向かうとたどり着けるよう配慮されています。
2024年3月までに、現在設置されている看板は新しいものに付け替えられました。白地に緑の文字で示された看板は、明るくて見つけやすく、周辺の小学生からも、「看板変わったんだよ、知ってる? 」と声をかけてもらいました。
目的地から行き過ぎてしまった場所には、Uターンを示す矢印が記載されています。看板に書かれたQRコードを読み込むと、鎌ケ谷市の水害ハザードマップが表示されます。
看板は矢印と避難所、避難場所を表すピクトグラムで表示されています。英語でも施設名や避難所の表記がされています。
陸上自衛隊松戸駐屯地は、雨風をしのげる施設の避難所ではなく、一時的に避難できる開けた避難場所とされています。ピクトグラムも避難所とは異なるものが描かれていました。
指定緊急避難場所・指定避難所のすぐ近くの看板は、別途設置されています。電柱に指し示された方向を頼りに、進むとこの看板が見えてきて、目的地にたどり着くことができます。
避難所や避難場所を指し示す看板は、市内に695箇所設置されています。何もない日常が日々続くことを願いつつ、何かあった時に、少しでも落ち着いて行動できるよう、日頃からご家族など身近な方と我が家の避難場所などを日頃から確認しておくと安心ですね。
鎌ケ谷市役所 安全対策課 防災係
住所:千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷二丁目6番1号 市庁舎1階
電話:047-445-1278