【下松市】通いたくなるほっとするメニューを6時から。下松駅近くにオープンした「めし屋しんちゃん」へ。
今回は2023年7月下松市北斗町にオープンにした「めし屋 しんちゃん」のご紹介です。
場所は以前「ぼくのうち」や「味ごころ」があった場所。下松駅北口から徒歩圏内です。
お店のInstagramを見ると、定食や麺類、色々なメニューが載っています。それが、どれも美味しそうなんです。
これは実際に行ってみたい! ということで、お邪魔してみました。
昔ながらの雰囲気がある暖簾をくぐると…。
「めし屋」という店名がしっくりくる、懐かしく落ち着く感じの店内です。
お席はカウンター、テーブル席。
メニューは色々あって、朝食、1000円程度の定食、麺類、焼きめし…。毎日通っても飽きなさそうなラインナップです。
おすすめは焼きめしや中華そば。
筆者は中華そばをいただいてみることに。
シンプルな見た目が美しい中華そば。
こちらのスープは、店主さんが開店1時間前の5時から火入れをして鶏ガラから丁寧に出汁をとったもの。
それを醤油タレで割っているそうです。
塩味が強いわけでも、こってりしているわけでもないけれど、1口飲むと印象に残る味。
ちょうどいい塩梅で、飲み干せる美味しさです。
麺は武居製麺のもの。地元の方ならお馴染みの安定のお味。
そして、お店独自の自家製チャーシュー。
しっかり味がしみ込んでいて、柔らかい。適度な厚みで食べ応えも◎。
最後に驚いたのはメンマ。
こちらは店主さんのご自宅近くで獲れる竹を使った自家製。
茹でて、切って、干して、戻して、味付けして…。気が遠くなるほどの手間暇がかかったものです。
市販のものとは歯ごたえが全く違う。しゃきしゃきな食感です。味もしっかり染みています。
脇役でいるのがもったいないメンマです。
筆者が眠っている朝6時という時間から、豊富なメニューでお客さんを迎えてくれる「めし屋 しんちゃん」。
お店は店主さんと奥様、お二人で営まれています。
お料理を主に担当されているのは店主であるご主人。
店主さんは櫛ケ浜にある配管会社の元社長さん。引退後、1年ほどはゆっくり過ごされたそうですが、2023年7月に「めし屋しんちゃん」を始めることに。
配管屋さんから飲食店…? 関わりがないようにも感じます。
でも、店主さんの経歴をお聞きすると納得。
なんでも、店主さんのお父様は下松駅近くでお持ち帰りのお寿司屋さんをされていたのだとか。
そのお父様の勧めもあり、店主さんがお店の空いているスペースで焼鳥屋さんを始めることに。
そこでお料理の経験を培われたのですね。
でも、お父様が他界。その後、配管のお仕事に…。
営業時間がほかのお店よりも早いのは、朝が早い現場仕事を経験されてきた店主さんだからこそですね。
一旦はお料理の世界から離れられた店主さんですが、お仕事をしながらも子どもさんにはお料理を振る舞っていたそうですよ。
筆者がいただいた中華そば。とっても美味しかったです。
店主さんによると、ハンバーグのデミグラスソースもいちから手作りだそうです。きっと、ほかのメニューにもこだわりがあるのかも。
ほかのお料理はどんな味なのでしょう? あれもこれも食べてみたい。
気になった方はぜひ一度「めし屋 しんちゃん」に行かれてみてはいかがですか?
やっぱりごはんっていいな…。幸せだな…。そんな気持ちなるお店だと思いますよ。
ちなみにInstagramによると、2023年8月11日~13日まではお盆休みだそうです。ご注意下さいね。
【店舗情報】
店名:めし屋 しんちゃん
所在地:山口県下松市北斗町2-21
店舗横に駐車場あり
※Instagram