今が旬!デキる大人の「ふき」の下処理。
透き通る儚い萌黄色に小口切りにしたときの愛らしいかたち。歯切れの良い食感にほのかな苦味と甘み。
春になると食べたくなる食材のふき。ふきの入ったちらし寿司は見てるだけで幸せな気分になりますね。
若い方には手を出しにくい食材かもしれませんが、春の野菜代表のたけのこに比べると下ごしらえは簡単です。
塩で揉んで茹でて皮を剥くだけ!もしスーパーでふきを見かけたら是非手に取ってみてください^^
【ふきの下処理】
ふきの皮はアクがとても強く、生のまま剥くと手が黒くなるほど。収穫後、時間が経つほどにアクがきつくなるので、購入後はすぐに下処理をしましょう。
基本的には茹でてから調理する食材なので、アク抜きも一緒にできる下茹では必須の下ごしらえ。
ふきの下処理のポイントは「板ずり」と「茹でてから皮を剥く」ことです。
1 葉と茎を切り分ける
まず、葉を切り落とします。
フライパン(もしくは口径の大きい鍋)に入る長さに切り分けます。
茎の根元が傷んでいたら、切り落としましょう。
2板ずり
まな板の上にふきの茎を並べて塩(粗塩がおすすめ)をたっぷり振り、両手で前後にこすりあわせる。
皮が剥きやすくなる効果があるだけではなく、
茹で上がりの色が鮮やかになります。
3下茹で
フライパンにたっぷりのお湯を沸かし、板ずりしたふきを洗わずにそのまま茹でる
茹で時間は
細いもの 3-4分
太いもの 4-5分
少ししんなりするまで茹でましょう。
茹で終わったらすばやく冷水にとって冷やします。
少ししなるくらいが良い茹で加減です。
4皮剥き
1本ずつ指の爪で茎の断面から皮を引っ掛けるようにして皮を上から4-5センチ剥きます。
包丁で剥いてもOKです。
ぐるっと1周、数センチ剥いたら、
剥けた皮をまとめて指で摘んで
一気に下に引っ張りましょう。
最初から指で剥くほうが簡単に短時間で剥くことができるので、私はいつも包丁を使わずに剥いています。爪を立てて皮を4-5センチ剥いて、あとは先ほどと同じようにまとめて指で引っ張ります。
容器に入る大きさに切って、ふきが浸る量の水を入れて冷蔵庫で保存します。
※みずは毎日交換してください。
動画でも詳しく解説していますので、ぜひ、ご覧くださいね。
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