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【厚木市】厚木市の子ども達が描いた「あつぎキッズゲルニカ」が来年度の美術教科書に掲載

あこ地域情報発信ライター(厚木市)

こんにちは!厚木市の情報発信ライターあこです。

先日厚木市内の各所にて、来年度から厚木市立中学校で使用する教科書見本の展示会が開かれました。

来年度の美術教科書2・3下(日本文教出版)には、なんと筆者が昨年取材をした「あつぎキッズゲルニカ」の絵画が掲載されます!

日本文教出版の美術の教科書は、全国で65%のシェアを占めています。厚木市では現在、光村図書出版の美術教科書が使用されており、8月下旬までに教科書の選定される予定となっています。

キッズゲルニカとは

「平和の絆」
「平和の絆」

キッズゲルニカ」とは「平和」をテーマにした芸術活動のことです。

ピカソの「ゲルニカ」と同じサイズの巨大なキャンバスに、世界の子供たちが平和を願って絵を描くという国際子ども平和壁画プロジェクトです。

国内外で注目を集めていて、これまでに世界45ヶ国以上で300点近い作品が生まれています。

上記の写真は、2022年6月に厚木市内で展示会をした絵画「平和の絆」です。ウクライナの子供たちが2017年に、東日本大震災の復興支援と平和への願いを込めて描いたものです。

厚木市での「平和の絆」のキッズゲルニカの展示は、関東初!
展示会の開催は、厚木市議会議員の「高田浩議員」がお声を受け、厚木市に繋ぎ展示が実現しました。

あつぎキッズゲルニカとは

「国際平和と核兵器廃絶を求める都市」を宣言する厚木市。

2022年6月のキッズゲルニカの展示会を経て、 一人一人に平和の大切さを考えてもらおうと高田浩議員と市が中心となり、プロジェクトが始まりました。
公募を含む19歳以下の子ども達と、市内の画家・芸術家の方々の協力もあり「あつぎキッズゲルニカ」は2023年1月に完成しました。

高田浩議員のHPには、あつぎキッズゲルニカの切っ掛けから完成までの経緯が詳しく書かれております。

あつぎキッズゲルニカ
あつぎキッズゲルニカ

キッズゲルニカは「平和」をテーマとしていますが、あつぎキッズゲルニカは、テーマをさらに絞って「地球環境問題」について描かれています。

環境問題となっている、地球温暖化やプラごみに苦しむ動物、そしてウイルスやミサイルなども組み合わせた大作となっています。

このあつぎキッズゲルニカは、厚木市各所の他、上野の東京美術館でも展示が行われました。

日本文教出版 美術2・3下 学びの探求と未来

令和7年度版 中学校美術教科書
令和7年度版 中学校美術教科書

あつぎキッズゲルニカは、日本文教出版 中学校美術教科書『美術2・3下 学びの探求と未来』の51ページの「社会と関わる美術」に掲載されています。

同教科書の「あの日を忘れない」には、「ゲルニカ」とともに、ピカソが衝撃的な出来事を表現するために何枚も試作を重ねた作品などが掲載されています。

キッズゲルニカは平和学習の取り組みであることから、ページの趣旨に合っていることで掲載が決定したそうです。

この教科書掲載に際し、あつぎキッズゲルニカを提案した高田浩先生にお言葉を頂いてきました。

厚木市議会議員 高田浩議員
厚木市議会議員 高田浩議員

まさか、美術の教科書に載るとは!東京都美術館展示に続く嬉しい驚きです。
「よくぞ提案実現できた」「絵を描くのが好きな幼稚園児や小学生が主力になるとは」などと思いながら、制作過程の一瞬一瞬が夢のようでした。
子どもたち、委員を担った厚木の画家、全面バックアップしてくれた市職員ら、そして、きっかけとなったウクライナで描かれたキッズゲルニカを貸して下さった方に改めて感謝の気持ちがこみ上げてきます。

以上が高田浩議員の喜びと感謝の言葉です。高田浩先生、大変貴重なお話をありがとうございました。

ちなみに、掲載された写真をよく見ると・・ジーンズの足だけ写っているのは、なんと高田先生です!笑

今回、ウクライナの子どもたちの描いたキッズゲルニカの展示から始まり、あつぎキッズゲルニカの制作、展示会までのストーリーを取材させて頂き、そして教科書掲載の喜びも体験をすることができました。

日本文教出版さんを始め、あつぎキッズゲルニカプロジェクトに携わった皆様に感謝します。


日本文教出版株式会社(東京本社)
住所:東京都中野区新井1-2-16
電話:03-3389-4611
公式HP

地域情報発信ライター(厚木市)

厚木市の地域情報発信ライターとして活動しています。おいしいものと楽しいことが大好きです。富士山の見える田舎で生まれ、現在は愛甲石田在住です。厚木市の楽しいことやおいしいものを発信していきます。

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