【プライスレス藤沢】
～藤沢の魅力を再発見～

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。101カ所目は『江島神社』の神職さんに聞いた「初詣前に知っておきたい情報／御守り編」です。

日本三大弁財天のひとつに数えられる『江島神社』。

初詣の時期には特に多くの参拝者が訪れ、三が日だけでその数は10万～15万人にのぼるとも言われています。

そんな『江島神社』の境内の一角（社務所の脇）に“小さな屋台”のようなものが設置されているのをご存じでしょうか？

この“小さな屋台”について、『江島神社』で神職を務める杉本 直大さんにお話をお聞きしたところ、『古神札納所』と呼ばれる、古くなった御守りや御札を納める場所とのこと。

「基本的には、当神社でお求めいただいた御守りなどをお返しいただく場所ですが、遠方の神社で購入されたものを納めていただいても問題ありません」と説明する杉本さん。続けて、御守りや御札を手放す際には、こうした「納札所」に納めるのが正しい方法だと教えてくれました。

ちなみに、『江島神社』の「古神札納所」を利用する際に料金の決まりはありませんが、納所にはお賽銭箱が設置されており、古い御守りや御札を返納する際には、“お気持ち（御賽銭）”を添えるのがマナーとされています。

最後に、2025年1月1日～1月3日の初詣についてのご案内と耳寄り情報です。

杉本さんは、「三女神とともに祀る弁財天は、蛇（巳様）と深い関わりがあるとされているため、巳年には特別な御朱印や御守り、参拝記念品が授与されます。ぜひ、そちらもご覧いただければと思います」と言います。

例年よりもさらに賑わいを見せそうな、巳年の『江島神社』。初詣の際には、昨年購入した御守りや御札をお忘れなくお持ちくださいね。