今週、30日(日曜日)は「土用の丑の日」。この日は鰻を食べる！と決めている方も多いのではないかと思います。

佐賀市内にもいくつか鰻屋さんがあります。お祝い事や、来客があり外で食事をするときに利用していましたが、本音は「いつでも食べたい！」。ですが、やはり少しお高いイメージ。そして、敷居が高いお店は身構えてしまうので、もっと気軽に…そして量はそんなに求めずとも鰻が食べたい！なんてときにもぴったりのお店があります。

大正時代から続く老舗店「大橋うなぎ屋」。

佐賀市水ケ江1丁目、「佐嘉神社角」の交差点を神社と反対側に進むと左手にあります。

とにかく驚きの安さ！そしてテイクアウトできるとのことで、今回初めて利用しました。

小さな子供がいたり、家族揃って外で食べる時間がなくても、家で作る副菜などと合わせて家庭でゆっくりと味わうことができます。

来店時にテイクアウトの旨を伝えても対応してもらえますが、メニューが決まっていてすぐ受け取りたい方は事前注文がベスト。今回は事前に電話で注文してお店に伺いました。

そして、配達もお願いできます。基本、佐賀市内だと無料ですが、少し遠方の方はある程度の注文数が揃ってからお願いするのが良いですね。

そして看板にメニューがのっていましたが、こちらの方がわかりやすいと思います。

うな丼や、うなぎ定食の並盛が900円！特上でも2,380円という安さに驚き。

蒲焼きを頼んで家族で分けるのも良いですね。一尾より少量でも対応してもらえます。

受け取り時間にお店に行くと、熱々の商品が用意されていました。外観も店内も、昔ながらの趣のある雰囲気。

ちなみに伺ったのは14時過ぎ。電話で予約時はお客さんがいて忙しそうでしたが、ゆっくりの時間帯に伺えました。店内はテーブル席が6卓、奥に座敷席がありました。

ちょっとつまみたいなら“並”。ボリューム求めるなら特上以上？

今回注文したのは、「うな丼(中)」(1,300円)、「うな玉丼」(600円)。

うな丼はスープや漬物が付いていて、うな玉丼は細切りの鰻を卵とじにしたもの。鰻の量は少なめですが、600円という安さにびっくり。

鰻の量はそこまで多くありませんが、この価格なら十分のボリューム！がっつり食べたい方は、「極上」「一尾入り」などを注文すると良いと思います。こちらでもお得ですね！

鰻は鹿児島県産、宮崎県産です。

せっかくなので、お皿に移して頂きました。鰻が並ぶだけで食卓が豪勢なものに。

鰻はふわふわ、というよりは身がしっかり詰まっていて、焼き目の香ばしさが堪らない！タレは甘さ控えめでした。甘いタレは美味しいですが、だんだんとこってり感が出てくるもの。こちらのうな丼はご飯の底まで染みこんだつゆだくならぬ“タレだく”状態ですが、鰻の香ばしさを引き立てる程よい甘さでした。

うな丼は卵焼き、漬物、吸い物付き。吸い物は肝が入っていて、いい味を出していました♪

鰻を食べる、となると何だか一大イベントというか…買うにも店に行くにも少し敷居が高いイメージがありました。ふらっと立ち寄れる気さくなお店の雰囲気とコスパはありがたく、何だか懐かしさも感じつつ、新鮮でもありました。

店頭で確認すると、ネットの情報とは異なり、営業時間は11時から、定休日は火曜日とのこと。

ただし、7月と8月は繁忙期のため、定休日なしで火曜日も営業すると仰っていました。

土用の丑の日、まだどこで買うか決めてない方は、候補にいかがでしょうか？

お盆前後、帰省などで集まりがあるご家庭にもおすすめです！