【調布市】“幻の梨”ともいわれる稲城市特産の梨「稲城」は調布でも買えます
調布市のお隣、稲城市は都内最大の梨の産地。なかでも、知る人ぞ知る「稲城」という梨がとても人気です。この梨、「幻の梨」とも言われるほどレアで、調布市内でもスーパーなどではほとんど見かけることがありません。
私はこの「稲城」が大好きです。自称"稲城の梨アンバサダー(笑)"として、家族や友人に送ったところ、「こんなに大きくてみずみずしい梨は生まれて初めて食べた!」「大きさにびっくり! おいしさにさらにびっくり!」と皆さん口々に非常に感動していました。大きいものは赤ちゃんの頭くらいのものもあります。
旬の時期に「稲城」が食べられるのは、稲城市のお隣の調布市民の特権! なぜなら、稲城市まで買いに行かなくても、調布市内で梨の販売所がオープンするからです。
スーパーの梨と比べると高いと感じてしまうかもしれませんが、市場に出回らない梨で、かなり大きく、そしてかなりみずみずしく(カットすると果汁がしたたります)おいしいので、満足感が高いと思います。ぜひ機会があったら食べてみてほしいです。
というわけで、調布市内の稲城の梨販売スポットをご紹介したいと思います。一つは、布田駅の南側、品川通り沿いの金子葡萄園の前に出る「矢光園」の梨直売所です。
先月、前を通った時は屋根などもなく、まだ販売開始する様子がありませんでしたが、その次に通りかかったら、屋根や台ができていました。少しずつ販売開始が近づいています。
下の写真が最近の様子です。販売開始する際には、赤い布をかけるそうなので、近所の人はすぐわかるかもしれませんね。例年お盆が終わる頃、午前中の販売となります(開始時間は10時からだったり、10時半からだったり、日によっても年によっても多少変わります)。
お盆の頃に出るのが「稲城」、その後(9月中旬頃)に出てくるのが「新高」です。販売時間については、お天気や収穫の状況によって変わるそうです。過去の私のメモを見てみると、お盆明けから販売開始して、8月中に終了してしまうことが多かったようです。
また、メモには「梅雨が早く明けた方が甘みが強くなる」と書いていたので、梅雨が早く明けた今年は期待ができそうな気がします。
直売所では、一山いくらの梨を購入するか、希望の梨を量り売りして購入することができます。傷物の梨があれば、お手頃な金額で購入できることも。
その他、国領のイトーヨーカドーの前の交差点近くでは、ヤマカ果樹園の梨販売所のテントもあります。
多摩川名産「梨」の大きな看板が目印です。
旬のフルーツの記事をよく書いていて思うのですが、季節の移り変わりは本当に早いですね。あっという間に旬を迎えたと思ったら、あっという間に旬が終わってしまいます。いいタイミングで稲城の梨と出会うことができたら、ぜひ今年の梨を味わってみてくださいね。
「稲城」はかなり人気があるので、行列ができていたり、売り切れて買えないこともありますが、お隣稲城市の梨農園直売所(80軒近くあります)まで足をのばせば購入できます。その際も午前中に行くのがおすすめだそうです。