先月、ずっと行きたかったお店で誕生日のお祝いをしていただきました。

とっても素敵なお店なので、ご紹介したいと思います。

トラットリア ギヘイ

それは、武蔵新城のトラットリア 「ギヘイ」さんです♪

友人曰く「前菜だけでフルボトル一本いけちゃうから、お楽しみに♪」とのこと。

それは、楽しみでもあり、ドキドキですね…（笑）

武蔵新城の南口から2分

武蔵新城の駅を降りて、南口方面へ。マック（現在改装中）を左手見て、真南に南下していくと、こんな看板が目に入ります。

この昭和レトロガラスがまたオシャレです！！

ディナーはコースでもアラカルトでも

友人オススメの前菜盛り合わせを食べたいので、今回はアラカルトにする予定できました。

前日までに予約すればおすすめコースもいいですよね。

前菜だけでも、こんなにメニューがあるので、確かにワインが一本あくのもわかる…！！

超特大岩ガキ

黒板に書いてあった牡蠣が大きくてびっくり！

旬のメニューで、五島から届いたばかりとのこと。食べたかったけど、これを食べると他のものが入らない！と断念（そのくらいの迫力でした）。

川崎出身の飯田シェフのお店

カウンターの向こうでお料理を作るのは飯田和男シェフ。

トリノやヴェローナなど、イタリアの様々な土地で修業をし、その土地ごとの風土や文化と共にイタリアの料理を学び、2010年にこちらにトラットリア ギヘイをオープンされました。

花の都のヴェローナ… 「ロミジュリ」の舞台ですよ。その土地ごとの風を感じられるような料理を、という飯田シェフの思いが、結実したのがこちらのお店なんですね。

次回お伺いした時には、シェフに修業時代のお話も聞いてみたいです。

前菜の盛り合わせ

音にきく、これが前菜の盛り合わせです！！

すごーい！！！

はい、一本目の泡がするするとなくなります（笑）。

オリーブアスコラーナ

友人のおすすめはこちら、オリーブの肉詰めをフライにしたもの。

これがまた、ワインに合うんですよね… サクッとあがった衣からジュワッとオリーブのみずみずしい果実が現れて、包まれたお肉と口内でちょうどいい塩梅に混ざっていく…。食感が三段階でとっても楽しいし、好みでレモンをかけるとまた爽やかさが増して非常に美味！

パスタとメインはどうする？

イタリアを旅していた頃に驚いたのは、イタリアの家庭ではパスタが出た後にお肉料理が出てくるんですよねー。旅するうちに慣れましたが、日本人の「ご飯がでたら終了」みたいな感覚でいると、パスタでお腹いっぱいになってメインに辿り着けなくなりますw （同様にフランスではお腹いっぱいになった後にチーズがどーんと出てくるw）

ギヘイさんの前菜はボリュームたっぷりなので、前菜＋パスタでも十分に満足できちゃうレベルですが、やっぱりシェフのメインディッシュは外せない！！

イタリア産ホワイトアスパラとパルミジャーノのオルツォッティ

悩んだ末に選んだのはこちら！

「イタリア産ホワイトアスパラとパルミジャーノのオルツォッティ」＝大麦のリゾットです。

この時期、ホワイトアスパラと聞くとついつい手が伸びてしまう〜！！

プチプチした麦の食感と、芳醇なホワイトアスパラのとろけるような柔らかさがいい対比を成しています。スープはパルミジャーノの風味が濃厚に溶け出していて、これも赤ワインに最高に合う！

エゾシカとタケノコのポルペッティ

そして！メインはこちらにしました。

「エゾシカとタケノコのポルペッティ」＝ミートボールです。

どーん！

すごい！！！予想してたのと全然違いました！（笑）

もっと小さいミートボールがいくつか入ってくるのかと思ったら… 私のこぶしくらいのおおきさのハンバーグ！！　びっくりです。

エゾシカ、とても洗練されたお味で、肉汁と合わせてタケノコをいただくと、まさに山の恵みを一身に浴びるかのような幸福感。山育ちの私としては、思わず手を合わせて拝んでしまいそうな逸品でした。

デザートプレートも！！

そして、食事も終わりかけた頃、なんとデザートプレートが。

お誕生日が近かったので、友人がこっそり頼んでおいてくれたのだそうです！！（涙）

この、ちょっとずついろいろなケーキが食べられるプレートっていいですよね。

友人の心遣いにも感謝しつつ、とっても幸せな気持ちになりました。どうもありがとうございます！！

仰ぎ見る天井には、ワインの木箱が。

こんな光景を、旅をしていたころ、イタリアで見たなあ… と、なんだかとても懐かしい気持ちに。

それこそ、イタリアのトラットリアにいるような、至極の夜を過ごさせていただきました。

特別な日にぜひ訪れたいお店がまた、ひとつ増えてしまいました。

それもまた、幸せですね♪