仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

突然ですが、私は「おじいちゃんっ子、おばあちゃんっ子」でした。

両親共働きの家庭。小さい頃は学校から帰ってくれば、おばあちゃんが用意してくれていたオヤツを食べ、おじいちゃんの自転車の後ろに乗せてもらって買い物について行く…。そんな幼少期を過ごした私ですから「おじいちゃん、おばあちゃん」と聞くだけで、祖父・祖母への色々な想いや、ノスタルジックな記憶が蘇ってしまうわけなんです。

そんな私が「おばあちゃん秘伝の味」のかりんとうがあると聞きました。これは確認せねばなりません！

やってきました！　話題のかりんとうがある「甜菓堂（てんかどう）」さん。地下鉄東西線連坊駅から五橋に向かう道沿いにあるお店です。

早速入店してみました。撮影と掲載の許可をいただき、お礼をお伝えしながら撮影。こじんまりとした店内は「和」を感じさせる落ち着いた雰囲気です。お、早速かりんとうがありますね…

並んでいるかりんとうを見ると「極薄」との文字が見えます。確かに、袋に入っているのは「かりんとう」と聞いて想像する、あの黒いごつごつしたものではありません。薄い板タイプのかりんとうのようです。

薄い板かりんとうの名は「ごまチョリかりんとう」。「ゆきよばーちゃん秘伝の味、なつかしい昭和の味」とのポップもあります。ばーちゃん秘伝の味、その言葉だけでちょっと実家のお漬物とかを思い出してしまい、ちょっとノスタルジー…。

さらに壁には「ごまチョリかりんとう」の説明がありました。米油で一枚一枚丁寧に揚げてくれているんですね。おばあちゃん秘伝の味、昭和の味…どんな味なんでしょうか。

5種類のごまチョリかりんとうが入った詰め合わせを買ってみましたよ！

1つの味が3枚ずつ小さい小袋に入っていました。こちらは、ごまチョリかりんとうの黒糖味。う、薄い！　かりんとうと思えないほどの薄さ。カリっと一口食べてみると、チップス感覚の食べやすさに驚きます。そして、口いっぱいに広がる油で揚げた小麦粉とゴマの香ばしさ…。

昔おばあちゃんから、こんな香ばしいお菓子をもらったことがあったような…。嗚呼、おばあちゃん、あなたの孫は今かりんとう食べて文章書いています…。そんな自然とおばあちゃんへの想いが溢れてくるような、懐かしくて優しい味でした。

ちなみに、かりんとうなのでお茶に合うのは間違いないですが、コーヒーにも合いました。懐かしい香ばしい味と美味しい苦みのある飲み物。ホッと落ち着くひと時。手土産に喜ばれているというのも頷ける味でした。ゆきよばーちゃんありがとう！

皆さんも、懐かしくて優しい味の「ごまチョリかりんとう」を味わってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、こちらの店舗以外でも「ごまチョリかりんとう」を取り扱ってくれているお店があるようです。以下、公式ホームページから抜粋させていただきました。店舗にはなかなか行けそうにないな…、そんな方はお近くの取扱い店を探してみて下さい。

「ごまチョリかりんとう」取扱い店

●甜菓堂●

〒984-0052 宮城県仙台市若林区連坊１丁目５−２３