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Windows、Mac(M1も)対応。確定申告に極小ICカードリーダライターを選んだ理由

小暮ひさのりテクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー

このサイズ、この価格、ピッタリです。

確定申告の季節となりました。今年は新型コロナウイルスの影響もや、マイナンバーカードの普及(緩やかではありますが……)も手伝って、自宅から確定申告できるe-Taxにしようか?と考えている人も多いかもしれません。

e-Taxでの認証・提出方法はいくつかありますが、一般的なのが「ICカードリーダライター」を使ってマイナンバーカードの読み取る方法。私も毎年この方法で確定申告を行なっています。

エレコムの小型ICカードリーダー「MR-ICD102BK」
エレコムの小型ICカードリーダー「MR-ICD102BK」

しかし、今年はメインPCをリニューアルしたこともあり、ICカードリーダライターも一緒にリニューアルしてみました。選んだのはエレコムの小型ICカードリーダー「MR-ICD102BK」。実売2,800円前後で購入できます。

「MR-ICD102BK」を選んだ理由

現在ICカードリーダライターの選択肢は多々ありますが、私が「MR-ICD102BK」を選んだ理由としては以下となります。

  1. 公的個人認証サービスに対応。e-Taxでの利用確認が取れている
  2. 確定申告のタイミングしか使わないので安いやつでいい
  3. 同じく収納に優れたモデルが良い
  4. WindowsとMacに両対応している
  5. 新しいM1搭載のMacにも対応している

使うシーンは本当に確定申告の時くらいなので、収納製が高い小型モデルを求めていました。

USB端子は回転させて出す
USB端子は回転させて出す

このニーズに合致したのが、「MR-ICD102BK」だったわけですね。

本体は指でつまめるサイズで、利用するときはUSB端子を回転させて引き出します。収納時はUSB端子がスッキリと格納されるので、デスクの引き出しにしまっておくには、このサイズ感が最高なのです。

マイナンバーカードをセットしたところ
マイナンバーカードをセットしたところ

実際にUSBハブに刺したところがこちら。カード読み取り時にはどうしても横幅が広くなるので、隣のポートまで干渉する点は要注意です。

延長ケーブルが付属します
延長ケーブルが付属します

ただし、USBの延長ケーブルが付属しているため、ポート干渉は防げます。こうしたちょっとした気遣いが嬉しいモデル。

また、対応OSが幅広く、最新のM1チップ搭載Macへの対応もうたっています。以前国税庁が「パソコンを買い替えた場合等のご注意(国税庁確定申告書等作成コーナーお知らせページが開きます)」として、

ICカードリーダライタの種類によっては、Apple社のM1チップが搭載された最新のMacBook等に未対応のため、マイナンバーカード等の電子署名等が正常に動作しない場合があることを確認しています。

と注意喚起を発していたこともあり、M1のMac miniに買い替えた私は、e-Taxでのトラブルを不安視していたのですが、テストした結果、無事に利用できてほっと一安心。

M1のMac miniでもe-Taxへのログイン成功
M1のMac miniでもe-Taxへのログイン成功

ドライバーをインストールするなどの事前準備は必要ですが、無事にマイナンバーカードを読み取り、e-Taxサービスへログインできました。確定申告書等作成コーナーへもアクセスOK。

JPJI利用者ソフトでも有効性を確認
JPJI利用者ソフトでも有効性を確認

「JPKI利用者ソフト」での「署名用電子証明書」「利用者証明用電子証明書」共に確認でき、有効性も確認。まだ確定申告の提出までは進めていませんが、おそらく利用は問題ないかと思われます。

こうして、収納性と使い勝手が良く、価格もお手頃なICカードリーダライターなので、マイナンバーカードを使ったe-Taxを考えている方は検討してもよいかと思います。なお令和2年の確定申告の申告・納付期限は令和3年4月15日(木)まで延長されているので、これから購入しても間に合うかと。

年に1度なら、ほんとこのくらいのやつでじゅ〜〜ぶんです

このアイテムについての詳細リンク

Yahoo!ショッピング:エレコム MR-ICD102BK ICカードリーダライタ 接触式 直挿しタイプ ブラック

メーカーWebサイト(外部サイト):エレコム

テクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー

1980年01月21日生まれ、群馬県在住のフリーライター。2001年に編集プロダクションに入社し主に雑誌の編集・執筆・デザインを学ぶ。2003年に独立しPC誌やWEB媒体などでデジタルアイテムのトレンドを追いつつ趣味の農業を楽しんでいるが、毎年稲刈りとスマホ関連の発表・発売時期がかぶるのに頭を悩ませている。特技はお掃除でハウスクリーニングアドバイザーの資格を習得。特に水回り系のお掃除が得意

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