【賃貸DIY】はがせる両面テープで貼ったクッションフロア 1年4ヶ月経ってから原状回復、剥がした結果
築30年以上の賃貸住まい、はがせる両面テープでDIYしたクッションフロア。貼ってから約1年4か月経ち、引越しするために原状回復しました!
最近では賃貸住まいでインテリアにこだわり床をDIYする方が増えたため、はがせる両面テープ+クッションフロアは「本当に原状回復できるの?」という質問を多数いただきます。
実際に原状回復した我が家での結果を公開します!
●こども部屋に貼ったクッションフロア
明るめのフレンチヘリンボーン柄のクッションフロアです。
剥がす前の現状はこんな感じ。
両面テープを何列も貼ったので、浮いてしまったりしていません。
我が家は小さい男の子ふたりいるため、汚れや傷は絶えず‥
油性ペンで描いちゃったり鉛筆でブスブスしたりした跡があります。
そういう意味では、クッションフロアが元の床を傷や落書きから守ってくれたので良かったです。
ちなみにクッションフロアはやわらかく足あたりがいいため、家具の跡も付きやすいです。ご参考になさってください。
継ぎ目はこんな感じ。
強粘着の施工ではないため、温度の伸縮により多少の隙間は開きます。
●原状回復
剥がしていきます。
※クッションフロアは素手で施工するとグラスウール(ガラス繊維)が飛散するため肌がチクチクします。気になる方は手袋着用して作業してくださいね。
クッションフロアの裏側がやぶれて、床に両面テープが残っています。
ゆっくりと剥がしていきます。
クッションフロアに付いた両面テープ、床に付いた両面テープ、とありますがひとまず全て剥がしていきます。
長くて重いのでロール状に巻きながら剥がしました。
筆者は手袋がうっとうしくて外してしまいましたが、やっぱりチクチクするので手袋装着推奨です。
●残ったテープを剥がしたら‥‥。
床に残ったテープを剝がします。
床の剥がれ、粘着残り、無し。
カビなども一切生えていません。
とてもきれいに剥がせます。
…と喜んでいましたがこの部分だけペタペタした粘着が残っていました。
実は、全面に使っていた両面テープが足りなくなり、最後のほう少しだけ別の種類のはがせる両面テープを使用していたのです。
他の部分は一切ペタペタしません。
お部屋をくまなく歩いてみましたが、ペタペタしたのはその両面テープで貼った箇所だけでした。
●はがせる両面テープでも結果は分かれる!
どちらも「はがせる」「賃貸OK」と明記されている両面テープ。
それでも、2種類で違いが出ることに驚きました。
残ってしまった粘着は、ダイソーのシールはがしスプレーとシリコンヘラを使って綺麗に剥がしました。
これが全面となると考えたら、引っ越し前の作業が大変だったと思います。
●きれいに剥がせた両面テープはこちら
約1年4か月貼りっぱなしでも綺麗に原状回復できた両面テープはこちらです。
東リのクッションフロア用両面テープ
我が家のビニル床では粘着残りなく、綺麗に剥がすことができました。
※しっかり貼れるため、木の床は剥がれ傷つく場合があります。
※この結果は地域や建物の環境、敷いていた期間によっても変わりますので絶対こうなるというものではありません。原状回復結果のご参考にしていただけますと幸いです。
●原状回復後の掃除
賃貸住まいはお借りしているものなので、借りた最初よりも綺麗にすることを心がけ、最後はきちんとお掃除。
もし原状回復ができない場合、カビが生えたり傷を付けてしまった場合は責任をもって正当な請求に応じてくださいね。
はがせる両面テープ+クッションフロアの、我が家の原状回復でした!
「はがせる」「賃貸OK」と明記していても、剝がせるものときちんと剥がせないものがあるという結果となりました。
クッションフロアは床DIYの中では比較的安くできるので選ばれる方も多いと思いますが、使う両面テープはまず小さなところでテストしたり、実際に原状回復した方の様子など確認するといいと思います。
もし原状回復できない場合は上記に記載したとおりに責任をもって対応してくださいね。
クッションフロアの原状回復を動画でご覧になりたい方は
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※賃貸物件でのDIYについて
・退去時のトラブルを防ぐため、契約時の内容orまたは貸主に確認をしてからの施工をおすすめします
・万が一原状回復できなければ自己負担、責任を取ることを前提に行なっております