2024年確定申告 税金の支払いでポイントを貯める方法のまとめ 国税・所得税
税金の支払い(納付)に対してクレジットカードやスマホ決済などが使えるようになりました。クレジットカードやスマホ決済を利用することでわざわざ外出しなくてもじたくにいながら納税が可能になっています。
さらに、納付方法やチャージ方法を工夫することでお得にポイントを貯めることもできます。納税してお得という表現がちょっとおかしな感じもしますが、普通に納税するよりも確実にプラスです。特に納税額が大きな人ほど得できますのでうまく活用していきましょう。
キャッシュレスで税金の支払いができる3つの方法
税金の納付をキャッシュレスで支払いする場合、以下の3つの方法があります。
- コンビニ等で電子マネー払いする
- お支払サイトでクレジットカード納付
- スマホ決済を利用する
- お支払サイトでクレジットカードで納税する
コンビニ等で電子マネー払いする
昔から使えた方法です。
コンビニ払いができる税金の納付書をお持ちの場合、コンビニのレジで電子マネー払いができます。
税金の支払いは基本的にコンビニレジでは「現金払い」ですが、セブンイレブンの場合はnanaco払いが、ミニストップではWAON払いが可能です。なお、nanacoやWAONで納付をしても決済ポイントはたまりません。
ただし、nanacoやWAONにクレジットカード等でチャージをした場合のポイントはたまっているので実質的にはポイント還元付きで納付できます。
たとえばnanacoやWAONについては現在ApplePayを利用したチャージが可能となっています。これを利用することで高還元のクレジットカードなどからチャージをすることでチャージポイント分だけトクができます。
お支払サイトでクレジットカードで納税する(非推奨)
国税・地方税ともに専用サイトがあり、そのサイトを通じてクレジットカードで納付をすることができます。ただし、このクレジットカード納付は手数料がかかります。手数料率は0.8%程度なのでこれ以上のポイント還元のあるクレジットカードであればプラスですが、次に紹介するスマホ決済の場合は無料なので、この方法はお勧めしません。
スマホ決済で納税する(推奨)
2022年から利用が開始されたのが国税のスマホ決済です。
スマホ払いの専用サイトから納税ができます。
- AmazonPay(2.5%程度)
- 楽天ペイ(2.5%程度)
- auPAY(2%程度)
2024年の確定申告と国税の納付に対しておすすめなのは上記の3つのスマホ決済です。中でもAmazonPayと楽天ペイは使いやすくポイント還元も高めやすいので使いやすいです。
それぞれの還元率を最大化するコツを紹介します。
AmazonPay(最大2.5%程度)で納税する
AmazonPayで納税する際、Amazonギフト券をあらかじめチャージしておき、そのAmaozonギフト券の残高で納税をする形になります。2024年の確定申告における国税の納税において還元率が高いルートになると考えられます。
なぜこのような高還元になるのか?というと複数のキャッシュレスの組み合わせによる還元ルートがあるからです。
- クレジットカード>ANA Payにチャージ(1%~)
- ANA Pay>Toyota WALLETにチャージ(0.5%)
- TopyotaWalletでAmazonギフト券購入(1%)
合計で2.5%~のポイント還元が期待できます。こうした還元ルートの他、Amazonギフト券は不定期にキャンペーンもやっているので、翌年以降の納税に備えてチャージしておくのもよいですね。
参考: Amazonギフト券をお得にチャージできる買い方 キャンペーンの活用法
楽天ペイ(最大2.5%程度)で納税する
こちらも還元率が高いです。
楽天ペイは一般的には楽天カードから楽天ペイにチャージをするルートが一般的ですが、ポイント還元を最大化するのはコンビニで販売されている楽天ギフトカードを購入して、楽天キャッシュと呼ばれる残高をチャージする方法や楽天Edyにクレジットチャージをしたうえで楽天Edyを楽天キャッシュと交換する方法があり、こちらの方がポイント還元が高いです。
- WAON-ミニストップを使うルート
- FamiPay-ファミリーマートを使うルート
- 楽天Edy⇔楽天キャッシュを使うルート
大きく、この三つのルートがあります。いずれも2~2.5%ほどのポイント還元付きで楽天ペイ残高にチャージ可能です。
参考:楽天ギフトカードをお得に買う方法 ファミペイ、ANA Pay、楽天Edyルートなどお得な購入ルートを検証
auPAY(最大2%程度)で納税する
auPAYについては特段のチャージルートというものはありません。
一方で、auPAYの場合、スマホアプリ納付で納付額の0.5%分のポイントが付与されるようになっています。これにチャージ分のポイントも付与されるので合計で最大2%程度で利用することができます。
たとえば、よくauPAYのチャージに利用されている高還元のクレジットカードとしては以下のようなものがあります。
- 三井住友カードゴールド(NL):0.5%~1.5%
- エポスゴールドカード:0.5%~1.5%
- PayPayカード:1.0%
※三井住友カード、PayPayカードはmastercardブランドのみ対象
※三井住友カードゴールド、エポスゴールドカードは年間の決済額が100万円になると+10000円掃討のボーナスポイントが付与されます。最大還元率はボーナス分も含めた還元率です。
なお、月間のクレジットカードによるチャージは月に5万円までとなっているので、納税用としては正直ちょっと弱いかなぁという印象があります。
参考: auPAYの活用術 チャージやクーポン、キャンペーン、納税を賢く活用
しなければならない納税、ならば少しでもお得に
納税は国民の義務ですから、納税自体を回避することはできません。
しかしながら、今回紹介したようにスマホ納付とポイント還元を上手に活用すればその分だけ合法的に、実質的な税額を減らすことができるわけです。
上手に活用しましょうね。