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【西宮市】愛犬愛猫に新しい選択肢!ペットの健康長寿を目指す『夙川動物病院』で東洋医学療法体験レポート

RonyaWebライター 2024年9月地域C.MVA受賞(西宮市)

私の愛犬のかかりつけである夙川動物病院さんは、一般的な西洋医学で治療する動物病院でしたが、東洋医学を取り入れた治療も始められたとのことで、さっそく試してみようと来院しました。今回はその体験をご紹介します。

夙川動物病院さんは、阪神電鉄香櫨園駅から徒歩3分という便利な立地にあります。地域密着型の病院ですが、オーナー院長の加藤先生への信頼から、大阪など遠方からも多くの患者(犬)たちが訪れます。私の愛犬も、長年にわたり病気や怪我の治療、健康診断でお世話になっています。

うちの愛犬は分離不安症を抱えており、留守番中に長時間遠吠えをしたり、発作を起こすような症状が出ることがありました。心臓も弱いため、無理に吠えさせたりストレスを与えると症状が悪化する可能性があり、なんとか改善したいと考えていました。そんな折、精神面のケアに『東洋医学』が効果的ではないかと感じ、加藤先生に相談することにしました。

加藤先生は動物に寄り添い、優しく丁寧な診察をしてくださる獣医師です。人嫌いなうちの子も、安心して診察を受けています。先生は病気や治療について詳しく説明してくださり、飼い主としても非常に信頼しています。心臓弁膜症を患う愛犬ですが、先生のおかげで16歳になった今でも元気に過ごせています。

加藤先生に、漢方や鍼などの東洋医学を取り入れることになった経緯をお伺いしました。

「幼少期に体が弱くいろいろな病気にかかってしまい、家族が漢方をやっている大きな総合病院を見つけ、そこで幼稚園の頃から漢方処方を受けることとなったのです。体質改善的なことですね。漢方薬は小さな子にはめちゃくちゃ苦くて辛かったのですが、それでも数年間飲み続けると随分体質改善され、同じ年頃の子供と同じぐらいの免疫力がつき、自分にとって非常にプラスになったということがあったのです。」

「そして、動物の心理について興味を持つようになったのが阪神淡路大震災です。阪神淡路大震災の時被災して生活が一変してしまいました。すると、家族だったゴールデン・レトリーバーの被毛が真っ白になってしまったのです。ショックが大きかったのですね。

そして、幼少期の自身の経験から、動物の心理や身体についても東洋医学でアプローチできるのではないかと考えるようになりました。

その後、あるきっかけで小動物臨床獣医師となって開院しましたが、やはりいずれは東洋医学も取り入れたいと思っていました。そしてやっとそれが実現したということです。」

現在では、鍼灸治療や漢方を求めて、筋力低下やヘルニアのワンちゃんが来院することも増えているとのことです。漢方や鍼灸、薬膳、経絡マッサージなど、東洋医学はあらゆる疾患に対応できるようになっているそうです。

実際に加藤先生から「犬経路穴位図」を見せていただいたのですが、ワンちゃんにも驚くほど多くのツボがありました

可愛いペットたちには、できるだけ負担の少ない治療を望みますよね。東洋医学は、体質改善を目指し、優しい治療を提供してくれます。痛みが軽減されたり、動きが良くなったり、精神面での安定も期待できるそうです。また、病気になりにくい体質を作ることも大きなメリットです。

猫やウサギにも同様にツボが存在します。

愛犬の問診の結果、漢方アロマオイルを処方していただきました。陰陽五行理論に基づく純植物性のオイルを、最適なツボに塗布して使用します。

この写真の左は、ペット用。右の人間用のは薄めて使います。

例として、ペットホテルに預ける時、失禁するほど雷が苦手、生活環境の変化で情緒不安定になったなど、様々なストレスから起きる問題にはこの漢方オイルが良さそうです。

食の細い子や皮膚疾患、攻撃的などなど、飼い主さんが困ってしまったときは一度、加藤先生に相談してみてはいかがでしょうか。

うちの子には、「常喜(じょうき)」という不安を和らげるオイルと、「平怒(へいど)」という情緒を安定させるオイルの2種類を混ぜて処方していただきました。これにより、分離不安や興奮しやすい症状を改善し、自律神経を調整することが期待されます。

ペット用に開発されたのむ漢方薬もあるのです。

加藤先生は、動物の体調に合わせたごはんや薬膳などのトータルアドバイスもしていただけます。

自分で考えて「よし」と思ってあげていたごはんが、実は適切ではなかったということがあるかもしれませんので、アドバイスを受けてみてはいかがでしょう。

また、ペット用の漢方薬や和漢が入った特製ジュレも購入可能です。鹿肉に霊芝、冬虫夏草、高麗人参などが入っています。

これはアレルゲン35品目不使用、ミネラル制限された、尿石症、心臓や腎臓疾患がある子にも安心、5年間の長期保存が可能な非常食。災害大国日本では、ペットの非常食の備蓄も重要です。ここだけのお話ですが、どのお店よりも良心的価格です。

加藤先生は、動物のリハビリテーションもされます。

今、関東ではミニ豚ちゃんを家族にすることが流行しているそうで、トラブルのあるミニ豚ちゃんのリハビリもあると教えていただきました。想像するだけでも、とても可愛い姿が目に浮かびますね。

人にも漢方オイルを処方してくださるので、気になる方はお問い合わせください。

大切な動物家族の健康を守れるのは飼い主さんだけです。

西洋医学の治療だけではなく、4000年の歴史がある中医学も取り入れ、病気にならない体を作ることを目標とされている夙川動物病院さんで、是非一度お話を聞いてみてください。

≪店舗情報≫
夙川動物病院

【住所】西宮市川西町8-18

【電話】0798-33-3064

【診療時間】9:00~12:00 17:00~20:00

【定休日】水日祝 土曜午後

【HP】夙川動物病院

Webライター 2024年9月地域C.MVA受賞(西宮市)

大手企業のCM制作のADやスタイリストなどの経験を経て渡米。NYで遊学。国際結婚をしてヨーロッパに移住。家族で帰国後、Webライターとしての活動開始、現在に至る。大好きな西宮ならではの美味しいもの、楽しいことなどを探し出してご紹介します!また、ワンちゃん猫ちゃんとの生活をより楽しく豊かにするための情報もお届け。フォローよろしくお願いします!

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