お店の名を見た瞬間にこれは行ってみなくてはと思った「俺のゆうこりん」。そもそもこの気になるお店の名前を知ったのは、2月11日に北ガスアリーナ札幌で行われたバレーボールの観戦のときに、菊芋商品を扱う一丸商店の出店ブースで、菊芋おにぎりを買ったことがはじまりです。(その時の観戦に関する記事は【札幌市】男子バレーボールのV2リーグの試合観戦はいかが）菊芋のおにぎりの裏に貼ってあった食品表示の製造者の名前に「俺のゆうこりん」と書かれていたのです。

私も「ゆうこ」なので、人によっては、私のことを「ゆうこりん」と呼んでくれる方もいるものですから、「俺のゆうこりん」という名前を見た瞬間に行かねばと思ったわけです。一丸商店の出店ブースには男性の方と女性の方がいたので、試合後に再び立ち寄って、「俺のゆうこりん」というのは、「俺」（ブースにいた男性）の「ゆうこりん」(ブースにいた女性)なんですか？と質問したところ、「ゆうこりん」は、ブースにいた女性の母親の名前とのこと。そのときにチラシもいただきました。

チラシによると、今年1月末にオープンしたばかりのお店でした。自然食カフェというのもいい感じ。平日の月～金しか営業していないようなので、すぐにはいけなかったのですが、おそらくチラシの中にある絵が「ゆうこりん」なんだろうと思いながら「俺のゆうこりん」に行ってきました。

場所は、札幌市中央区南9条西10丁目　国道230号線（石山通り）沿いにある札幌グランドマンション地下１階です。札幌グランドマンションは、札幌中央病院の右隣にある建物です。

地下に行く階段の壁に「俺のゆうこりん」の横断幕が掲げられています。マンション入口からエレベーターでも地下一階に行けるようですが、そのまま階段で降りることにしました。

階段を降りたらすぐに「俺のゆうこりん」だけが地下にあるのかと思ってましたが、トランクルームも地下の奥にあるようです。階段から降りていくとすぐ近くの右手に「俺のゆうこりん」がありました。

中に入ると、出店ブースにいらっしゃった女性（「ゆうこりん」の娘 梨絵さん）がいらっしゃいまして、北ガスアリーナでチラシもらった者ですというと、本当に来てくれたんですねと喜んでくださりました。

メニューですが、アフタヌーンティ和風ランチ(アフタヌーンティ菊ランチ)は、菊芋おにぎり（本当は菊芋茶飯というようです）で、アフタヌーンティ洋風ランチ(アフタヌーンティローズランチ)は、ホットサンドという違いがあるようです。

そのほかにカレーもありましたが、せっかくなのでケーキスタンドでやってくるのが食べたいと思ったので、アフタヌーンティ和風ランチを頼むことにしました。

一丸商店の菊芋加工品と和歌山県にある池本商店の梅も販売しているようです。一丸商店と、和歌山県にある池本商店の梅を卸販売している方とは、「ゆうこりん」の娘の梨絵さんが、イベント出店などを通して仲間になっていったそうなんです。出店者同士が仲間になっていくというのは、素敵ですよね。

人のつながりというのは、ほんと面白いもので、この梅を卸販売している方がたまたま補充にやってきまして、その方とも一緒にお話したところ、「ゆうこりん」がたまたま今日お店にいないということが発覚。ただ「ゆうこりん」は似顔絵通りとのこと。カウンターにも「ゆうこりん」の似顔絵色紙が飾ってあったのですが、この絵は、梅を卸販売している方が描いたそうなんです。

すすきのでバーをやって、梅の販売もして、絵も描いているというマルチな方で、お話も面白かったです。そして、一期一会ということで、帰り際に梅をいただいてしまいました。いろいろと会話を楽しんでいたら、ランチがやってきました。

ケーキスタンドにいろいろ載っていてワクワクしました。

あれこれ食べたい人間にとって、とても嬉しいランチです。菊芋の漬物というのは初めて食べましたが、菊芋の苦みが少なくなるんですね。

ひとりで行きましたが、お店の梨絵さんとも話が出来たし、たまたま梅の卸販売の方ともお話が出来て、楽しいアフタヌーンティになりました。自然食カフェということで、お隣の病院に行ったあとに寄る方もいるそうです。

ところでなんで店名が「俺のゆうこりん」と「俺の」がつくのかですが、「俺」はお客さんとのこと。おれの小樽のような感覚のようです。ひとまず疑問は解消してスッキリ（笑）。とはいえ、肝心の「ゆうこりん」に会うことが出来なかったので、また近いうちに行きたいと思います。