ラー博過去の出店舗まとめてみた!!11弾~15弾編【あの銘店をもう一度/新横浜ラーメン博物館】
現在、ラーメン博物館では30周年を記念して、『あの銘店をもう一度』というイベントを実施しております。
約2年間かけて今までラー博に出展してきたお店が、交代交代に期間限定で復活オープンするという魅力的なイベントです。
今回はその第11弾~15弾を簡潔にまとめてみました。最後にお気に入りも発表してみます。
■麺の坊砦(東京都渋谷)第11弾
★一風堂ラー博店で店長を務めた中坪氏が、独立後10年、店主としてラー博に返り咲く。
一風堂の創業者河原氏の一番弟子として13年間ご活躍さた後、2001年に独立オープンしたお店です。
期間イベントの名目があってか、店員さん同士の雰囲気が良く、活気がありました。
[麺]
自家製麺の細麺ストレートは非常に触感がよく、博多豚骨ラーメンらしい麺でした。
[スープ]
豚頭のみを20時間煮込み続け、旨味が超凝縮されたスープが濃厚で流石の一言です。
[トッピング]
チャーシューが絶品でほろほろ、紅しょうがやゴマなどが入れ放題で、
キクラゲは辛味味付けの変化を楽しめます。
お願いすると生にんにくが2粒頂けるサービスもあります。
在地 東京都渋谷区神泉町20-23
アクセス 神泉駅徒歩3分
定休日 水曜日
営業時間 11:00~14:45/17:30~21:30
■やよいそば(岐阜県飛騨高山)第12弾
★発見!飛騨中華 飛騨高山の老舗「やよいそば」の味が今ここに。
昭和23年創業、飛騨中華そばとして知名度を全国区に広げたお店です。
現存する飛騨中華そばの中では2番目に古い歴史を持つようです。
[麺]
かなり細いちぢれ麺で、いい意味でカップヌードルを彷彿させる麺でした。
[スープ]
鶏ガラを中心にかつお節などを合わせ、シンプルだけどどこか奥ゆかしいスープ。
出汁とカエシを一緒に煮込むようで、提供される時間帯によって味の変化も楽しめるらしいです。
[トッピング]
炙られたチャーシューは柔らかく、しっとり味付けされお気に入りの味わい。
■元祖 名島亭(福岡県福岡市)第13弾
★とんこつラーメンにうるさい博多っ子が足繫く通う名店
1987年創業、長浜ラーメンをけん引してきましたが、現在は本店は閉店、創業者も引退し、
福岡、横浜の商業施設に名を残すのみで、関係の深かった一風堂の傘下に入ったとのことです。
[麺]
デフォでも硬めの湯で具合の細麺ストレートが美味い。
[スープ]
継ぎ足され続ける秘伝の“築炉釜出し”スープは軽やかな獣臭とすっと胃袋に収まる豚骨スープが楽しめます。
[トッピング]
チャーシューは3枚キクラゲが入っており、紅ショウガなどは入れ放題のサービスです。
■新函館ラーメンマメさん(北海道函館市)第14弾
創業者が足繫く通った『龍凰』をグレードアップさせて昭和43年に創業し、瞬く間に行列のできるお店に。
人気絶頂の中、家業の製麺所を継ぐことを理由に惜しまれつつ閉店。
そんな幻の塩ラーメンと称された一杯が15年ぶりに当時のラーメン博物館にて復活、そして今回は23年ぶりに復活オープンという歴史ある一幕です。
[麺]
麺は黒いふすまが特徴的な平打ち細麺ストレート。
[スープ]
ホタテ、蟹、魚介に動物系を合わせたコクのあるスープは、弱火で長時間煮込むことにより白濁しない工夫が施されれています。
加えて、焦がし背脂がアクセントになり素晴らしい出来栄えです。
[トッピング]
チャーシュー、メンマ、ネギ、に加えて珍しくお麩が添えてありました。
■支那そばや(神奈川県横浜市)第15弾
ラーメンを普段あまり口にしない方でも、一度は名前を耳にしたことあるであろう佐野実氏のお店です。
このイベントでは鵠沼時代のらぁ麺を、佐野実氏が当時書き留めていたレシピを元に作られたラーメンです。
[麺]
現代の支那そばや系譜によくあるシルクの様なしなやかな麺ではなく、
程よい荒々しさが残る麺が逆に好みでした。
[スープ]
名古屋コーチンに始まり、隅々まで食材にこだわり抜いたスープは香りも良く、シンプルさを極限まで高めた心温まるスープでした。
[トッピング]
バラチャーシューが上質で驚愕の美味しさでした。
所在地 住所:横浜市戸塚区戸塚町6002-2
アクセス 戸塚駅徒歩5分
定休日 水曜日
営業時間 11:00~20:30(L.O.)
以上が第11弾~15弾のまとめになります。
この中でも1番のお気に入りは『支那そばや』さんで、スープの上品さはもちろんのこと、鵠沼時代を再現した麺が最高に美味しかったです。
次回は16弾~20弾を紹介する予定です。