ラー博過去の出店舗まとめてみた!!11弾~15弾編【あの銘店をもう一度/新横浜ラーメン博物館】
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現在、ラーメン博物館では30周年を記念して、『あの銘店をもう一度』というイベントを実施しております。
約2年間かけて今までラー博に出展してきたお店が、交代交代に期間限定で復活オープンするという魅力的なイベントです。
今回はその第11弾~15弾を簡潔にまとめてみました。最後にお気に入りも発表してみます。
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■麺の坊砦(東京都渋谷)第11弾
![砦らぁめんメンカタ 出店期間 2011.4.17~2015.1.12](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ramentaroshin/article/01664905/image-1707655552915.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
★一風堂ラー博店で店長を務めた中坪氏が、独立後10年、店主としてラー博に返り咲く。
一風堂の創業者河原氏の一番弟子として13年間ご活躍さた後、2001年に独立オープンしたお店です。
期間イベントの名目があってか、店員さん同士の雰囲気が良く、活気がありました。
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[麺]
自家製麺の細麺ストレートは非常に触感がよく、博多豚骨ラーメンらしい麺でした。
[スープ]
豚頭のみを20時間煮込み続け、旨味が超凝縮されたスープが濃厚で流石の一言です。
[トッピング]
チャーシューが絶品でほろほろ、紅しょうがやゴマなどが入れ放題で、
キクラゲは辛味味付けの変化を楽しめます。
お願いすると生にんにくが2粒頂けるサービスもあります。
在地 東京都渋谷区神泉町20-23
アクセス 神泉駅徒歩3分
定休日 水曜日
営業時間 11:00~14:45/17:30~21:30
■やよいそば(岐阜県飛騨高山)第12弾
![中華そば 出店期間 1996.10.5~1997.3.15](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ramentaroshin/article/01664905/image-1707655856450.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
★発見!飛騨中華 飛騨高山の老舗「やよいそば」の味が今ここに。
昭和23年創業、飛騨中華そばとして知名度を全国区に広げたお店です。
現存する飛騨中華そばの中では2番目に古い歴史を持つようです。
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[麺]
かなり細いちぢれ麺で、いい意味でカップヌードルを彷彿させる麺でした。
全国的に見てもかなり珍しい平打ち細ちぢれ麺。低加水(小麦粉に加える水分が少ない)のためスープとよくなじみ、のど越しと歯切れが良いです。飛騨高山は水が美味しいこともあり、
今回の出店ではその水で作った自家製麺を本店から取り寄せます。
[スープ]
鶏ガラを中心にかつお節などを合わせ、シンプルだけどどこか奥ゆかしいスープ。
出汁とカエシを一緒に煮込むようで、提供される時間帯によって味の変化も楽しめるらしいです。
[トッピング]
炙られたチャーシューは柔らかく、しっとり味付けされお気に入りの味わい。
至ってシンプルな具材ですが、濃い醤油スープの味を引き立てる重要な役割を果たします。昔ながらの中華そばに欠かせないメンマ、油分の少ないスープに旨味を加えるバラチャーシュー、そして飛騨中華そばに無くてはならない「飛騨一本太ねぎ」。
岐阜県の伝統野菜にも認定されており、柔らかく粘りがあり、甘みが強いのが特徴です。寒い季節にしか味わう事が出来ない食材のため、この時期の出店になったのです。(HPより)
■元祖 名島亭(福岡県福岡市)第13弾
![ラーメン 出店期間 2015.2.18~2017.2.26](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ramentaroshin/article/01664905/image-1707656102624.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
★とんこつラーメンにうるさい博多っ子が足繫く通う名店
1987年創業、長浜ラーメンをけん引してきましたが、現在は本店は閉店、創業者も引退し、
福岡、横浜の商業施設に名を残すのみで、関係の深かった一風堂の傘下に入ったとのことです。
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[麺]
デフォでも硬めの湯で具合の細麺ストレートが美味い。
博多・長浜地区特有のコシの強い極細ストレート麺(番手28/自家製麺)を使用。歯切れが良く、シコシコとした食感が愉しめます。
[スープ]
継ぎ足され続ける秘伝の“築炉釜出し”スープは軽やかな獣臭とすっと胃袋に収まる豚骨スープが楽しめます。
1987年の創業以来、築炉窯を空にすることなく継ぎ足し続け、コクと旨みを重ねてきた秘伝のスープ。
豚頭、げんこつを使用し、丸2日以上かけて作られたスープは、
深みのあるまろやかな味わいが特徴です。
[トッピング]
チャーシューは3枚キクラゲが入っており、紅ショウガなどは入れ放題のサービスです。
■新函館ラーメンマメさん(北海道函館市)第14弾
![マメさん塩ラーメン](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ramentaroshin/article/01664905/image-1707656309811.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
創業者が足繫く通った『龍凰』をグレードアップさせて昭和43年に創業し、瞬く間に行列のできるお店に。
人気絶頂の中、家業の製麺所を継ぐことを理由に惜しまれつつ閉店。
そんな幻の塩ラーメンと称された一杯が15年ぶりに当時のラーメン博物館にて復活、そして今回は23年ぶりに復活オープンという歴史ある一幕です。
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[麺]
麺は黒いふすまが特徴的な平打ち細麺ストレート。
製麺所の社長でもあった岡田氏だからこそ、麺には特にこだわりました。麺にはうどん用の中力粉などをブレンド。つなぎとしてフノリが練りこまれており、
函館ならではの潮の香りを表現するとともに、しなやかでソフトな麺に仕上げました。手間を惜しまず包丁切りにして、食感を損なうことなくご提供いたします。
[スープ]
ホタテ、蟹、魚介に動物系を合わせたコクのあるスープは、弱火で長時間煮込むことにより白濁しない工夫が施されれています。
加えて、焦がし背脂がアクセントになり素晴らしい出来栄えです。
[トッピング]
チャーシュー、メンマ、ネギ、に加えて珍しくお麩が添えてありました。
■支那そばや(神奈川県横浜市)第15弾
![鵠沼 醤油らぁ麺 出店期間2000.3.11~2019.12.1](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ramentaroshin/article/01664905/image-1707656439946.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ラーメンを普段あまり口にしない方でも、一度は名前を耳にしたことあるであろう佐野実氏のお店です。
このイベントでは鵠沼時代のらぁ麺を、佐野実氏が当時書き留めていたレシピを元に作られたラーメンです。
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[麺]
現代の支那そばや系譜によくあるシルクの様なしなやかな麺ではなく、
程よい荒々しさが残る麺が逆に好みでした。
佐野氏が初めて使用した北海道産小麦「ハルユタカ」を使用。この「ハルユタカ」は、当時病気に弱く激減した事から、2000年より後継品種の「春よ恋」が台頭します。
それ以降、「春よ恋」を使用していますが、今回は復刻支那そばやの為だけに、当時取引していた江別製粉の協力のもと、「ハルユタカ」を主体として当時の麺を再現しました。
[スープ]
名古屋コーチンに始まり、隅々まで食材にこだわり抜いたスープは香りも良く、シンプルさを極限まで高めた心温まるスープでした。
当時のレシピをもとに、佐野氏が食材探求のきっかけとなった名古屋コーチンと蔵王土鶏(香鶏)の丸鶏、豚は当初から変わらず平田牧場のげんこつ、背ガラ等を使用。
その他、ホタテ干し、羅臼昆布、数種の節類を使用します。途中からスープでチャーシューを煮る事で厚みが加わります。
[トッピング]
バラチャーシューが上質で驚愕の美味しさでした。
山形県平田牧場「三元豚バークシャー」のバラチャーシュー。現在は穂先メンマですが、当時使用していた台湾産の短冊メンマ、九条ネギ、有明産の海苔を使用。
所在地 住所:横浜市戸塚区戸塚町6002-2
アクセス 戸塚駅徒歩5分
定休日 水曜日
営業時間 11:00~20:30(L.O.)
以上が第11弾~15弾のまとめになります。
この中でも1番のお気に入りは『支那そばや』さんで、スープの上品さはもちろんのこと、鵠沼時代を再現した麺が最高に美味しかったです。
次回は16弾~20弾を紹介する予定です。