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人の心を動かす話し方のコツ5選

こんにちは、えらせんです。

今回は「信頼される話し方」について話していきます。僕はスピーチライターとして、人のスピーチ台本を書くこともあるのですが、実はコツさえ知っていれば、いいスピーチは作ることができます。人前で話す機会がある人や、普段の会話でも影響力が欲しいって人は参考にしてみてくださいね。

1:メッセージは一言にまとめる

まず「人はあなたの言葉なんて聞きたくない」という前提を持っておきましょう。複雑な言葉は、伝える側のエゴです。分かりやすくて、短い言葉で伝えましょう。「で、何が言いたいの?」と思われたら失敗です。「言いたいことは一つ。〇〇ってことです!」という構文はおすすめです。

2:聞き手と同じであることをアピールする

あなたがどんな主張をするにしても、相手との距離があると聞いてくれません。人は自分と同じ境遇の人から聞いた言葉は浸透します。「私も全く同じ悩みを抱えてたの」と相手に寄り添えると、「じゃあ、聞いてみよかな」とスタート地点に立てるわけです。

3:失敗談を取り入れる

上司やスター性がある人ほど、失敗談を語るメリットは大きいです。聞き手が勝手に「自分とは違う世界の人だしな」と思っているところに架け橋を作るのが失敗談。「私はこんな失敗したの。だから今こうやって伝えてるんだよ」と言われると、聞いてしまいますよね。

4:五感を使う

人は言葉自体が脳に入ってくるわけではありません。言葉を聞いて、それを脳内でイメージに変換しています。だから聞いてるだけでその風景や音など、臨場感がある話し方をすると伝わりやすくなります。「カーテンをバッと開けたら、白い砂浜に青いビーチ!いいでしょう!?」みたいに。

5:大切な一文の前には沈黙を3秒入れる

これは文章でも同じですが、前後に余白があるとメッセージは伝わりやすくなります。

沈黙を入れるのが大切

って書くと伝わりやすいですよね。これと同じように話す時も、大事なことを言う前は沈黙しましょう。例えば「本当に大切なことは一つだけ・・・(3秒)そう、余白なんです。」のように。

まとめ

人の心は、単語では動きません。単語をどのように繋ぐかが大切です。伝えいたいメッセージを決めたら、点ではなく、線にして届けてあげましょう。

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「世界をポジティブにする」をモットーに発信中。恋愛、人間関係、お金、全ての土台は思考法。コミュニケーション術や、心理学などを中心に執筆していきます。海辺でご飯を食べるのが好き。著書「一生使える言い換え言葉(ワニブックス)」

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