【富士宮市】静かな隠れ家のようなレストラン『mogu』~野菜嫌いな人ほど食べて欲しいランチプレート~
緑に囲まれた静かな場所、別荘風の隠れ家のようなレストラン『mogu』さん。
2年ほど前に美容師の友人が連れて来てくれて、とても素敵なお店だったことを思い出し、以前勤めていたお店の店長の誕生日祝いにと予約をしました。
2、3台停められる駐車スペースがありますが、道路が傾斜面になっているのと駐車場が狭いので、乗り合わせて訪れた方が良さそうです。運転が苦手な方は、充分注意してください。
駐車場からは、枕木の階段を登ってお店の入口に行きます。
中はテーブル席が3席と、富士山の見えるカウンター席があります。
今回訪れたのは平日でしたが、お店は満席でした。とても人気があるんですね。
(暖炉がありとても素敵な店内でしたが、満席で他のお客様の迷惑になってしまうため、撮影はできませんでした)
富士山の見えるカウンター席に座りました。
晴れていたのですが富士山の周辺だけ雲が出てしまい、富士山を眺めながら食事はできませんでしたが、小高い窓から眺める自然の風景は開放感はたまりません。
ランチは自家製の野菜のおそうざい、古代米入りごはん、好きな主菜のデリプレートで、ベジブロスとお出汁の味噌汁が付いています。
主菜はメニューから選びます。
4月の主菜は5種類あり、富士宮市の魚でもあるニジマスを使ったムニエルを注文しました。
最初に富士のほうじ茶をポットで提供してくれます。湯気だけでも、ほうじ茶の香ばしい良い香りがします。
ポットなので、気兼ねなく飲めるのも嬉しい。おかわりもできるそうです。
次に頂いたのは油揚げと大根のお味噌汁。なんといっても出汁が効いています。
そして歯ごたえの良い大根とふんわりとした油揚げの相性が良く、お味噌汁を超越した味でした。
プレートには色とりどりの地元野菜がたっぷり使われ、とても丁寧に調理されているので、視覚だけでも楽しめます。
実は肉食の私…野菜は苦手なものが多いのですが、野菜の苦手になるような部分をうまく調理して旨味へと転換していて、どれを食べてもおいしい!と感動の嵐!
主菜のニジマスのムニエルは綺麗なサーモンピンク。
富士宮の綺麗な湧水で養殖されているとはいえ、川魚特有の臭みがあるんじゃないかと思っていました。
でも口に含むと優しいハーブの香りがほんのりと広がり臭みを消して、ふっくらとしてほろほろとほどけるような柔らかさ。
少し甘みがある淡白な味は、かなり満たされていたお腹でも完食。
川魚のイメージを覆す一品でした。
帰り際、「お腹いっぱいになりましたか?」帰りに声をかけて下さった奥様。
「大満足です」と答えて、お店のドアを閉めました。
いつもなら食べ過ぎると、苦しくて歩くのが辛くなるところですが、たっぷりの野菜で満たされたせいか、軽やかな足取りで階段を駆け下りました。
cafe&deri mogu
住所:富士宮市上井出3472-22
TEL:0544-54-1394
営業時間:Lunch time 11:30〜13:00(LO)
Cafe time 13:00〜16:00(close)
定休日:月曜日・日曜日