【坂祝町】築100年超の「坂祝駅舎」ありがとう! 東海初、郵便局と一体化へ
坂祝(さかほぎ)駅の駅舎を建て替え、郵便局と一体化した新しい施設にする計画が、2024年9月4日に「坂祝町・日本郵便株式会社東海支社・東海旅客鉄道株式会社」より発表されてから早くも2か月以上が経過しました。
解体が始まっているかと思っていましたが、嬉しいことに、2024年11月19日の時点ではまだ取り壊されず、その姿を残していました!
坂祝駅の駅舎は1921年11月に建設され、築100年以上の歴史を誇る建物です。(広報さかほぎ 2024年10月号より)。
2024年11月現在、駅員のいない「無人駅」として運営されています。
今回の計画では、駅機能である旅客通路(待合室)と郵便局窓口業務を一つの建物にまとめた新しい施設が作られます。
駅と郵便局が一体化した施設は、東海地方では初めての試みです。
新施設では郵便局の窓口業務が行われますが、駅業務は郵便局職員が担当せず、引き続き無人駅として運営されるとのことです。
坂祝町によって、駅前ロータリーや公衆トイレの整備もされる予定です。
発表されている実施時期(予定)は次のとおりです。
- 2024年9月~:坂祝駅駅舎の撤去
- 2025年6月~:郵便局舎の建設、公衆トイレの整備
- 2026年3月:郵便局の開業
- 2026年4月~:駅前ロータリーの整備
※諸事情により変更となる場合があります。
坂祝町、JR東海、日本郵便が協力して進めるこのプロジェクト。長い歴史を刻んできた坂祝駅舎が撤去されてしまうのは寂しいですが、その一方で、新しく生まれ変わる姿にも期待が膨らみます。新しい施設として地域とともに歩み始める日が待ち遠しいですね。
坂祝駅
所在地:岐阜県加茂郡坂祝町取組