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【大阪・北加賀屋】アバター先生に教わえりながら、世界でひとつのチャイスパイスを調合

西倫世ライター(大阪市)

こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

みなさん、チャイは好きですか? 私は大学生の頃、中津のインドカフェ「カンテ」でチャイに出合ってから、わりとよく飲んでいます。

チャイとは私のざっくりした認識では、インド生まれのミルクで煮出したお茶のこと。茶葉にスパイスをあれこれブレンドしているため、紅茶をミルクで煮出すロイヤルミルクティーとは違う、ほんのりスパイシーな飲み物です。

そんなチャイのスパイスを自分で調合できるワークショップがあると聞き、北加賀屋にオープンしたチャイ専門店「Talk with _(トークウィズ)」に行ってきました。

場所は北加賀屋の「NAGAYArt(ナガヤート)」

チャイ専門店「トークウィズ」があるのは、複合施設「NAGAYArt(ナガヤート)」の1階。大阪メトロ四つ橋線・北加賀屋駅より徒歩5分、2023年7月27日(木)にオープンしたばかりの新スポットです。

ちなみに北加賀屋はかつて造船業で栄え、現在はアートの街になっているって知っていましたか? 町のあちこちにウォールアートや立体アートがあり、秋にはアートイベントも開催されます。

ここ「ナガヤート」は、ネオカスタム賃貸という手法で文化住宅をカスタマイズし再生した施設だそう。ここから徒歩7分くらいの場所にある「千鳥文化」も、昔の文化住宅をリノベした複合施設で、たくさんの飲食店や作家さんのアトリエ、イベントスペースなどが入っています。

とにかく北加賀屋はアートな街。そこに誕生した新スポットで、アバター先生によるワークショップが開催されているわけです。

チャイブレンドWS①テーマを決める

さて「ナガヤート」に入ってすぐの場所にある「トークウィズ」で行われている「世界で一つだけの、オリジナルチャイ調合ワークショップ」について。

お店に入るとカウンターにワークシートやスパイス、測り、お鍋、電気コンロなどがセッティングされています。

そして先生とモニター越しにご対面。私の先生は札幌在住の大学生の女性でした。簡単に自己紹介をしたあと、ワークショップがスタート!

まずは、作りたいイメージを固めるため「チャイのコンセプト」を考えます。私は甘めのチャイが好きなので「夕ごはんの後、デザートの代わりになるチャイ」とテーマづけました。先生に「いいですね!」と言ってもらい、うれしかったです。アバターといっても、二次元キャラの向こうにいるのは生身の人間、会話しながらワークショップが進みます。

チャイブレンドWS②味のイメージをチャート化

清涼感、甘み、刺激、濃厚さのバランスを1~4段階で考えてチャートに落とし込みます。私はしっかり甘くて刺激が少なめ、清涼感と濃厚さもそこそこあったらいいなと思い上記のようなチャートに。ちょっと欲張り過ぎたかな?と思ったけど、先生には「全然だいじょうぶですよ~」と言ってもらえて、ひと安心。

チャイブレンドWS③チャイを調合

いよいよスパイス選び。目の前にずらり並ぶ約15種のスパイスの香りを実際にかぎながら、自分で考えた味のイメージに合うスパイスを3~5種、選んでいきます。

写真には写っていませんが、甘くしたいときはこのスパイス、清涼感が欲しいならこのスパイスといった参考資料を置いてくれているので、それを見ながらスパイスが選べます。

私は甘さのベースをアップル、そこにアップルと相性がいいに決まってるシナモンをプラス。せっかくオリジナルで作るなら、ちょっと変わった味わいにしようと花椒を加えました。

清涼感はレモングラスかミントかで迷いましたが、アップルに寄せてフルーツ寄りのレモングラスに。最後にバランスをとるため、先生に相談して、チャイの定番のクローブを足すことにしました。

つかう量は、前出の参考資料に使用量の目安を書いてくれているので、それを参考にします。スパイス感控えめなら計2~4グラム、スパイス感強めなら5~8グラム。

目安のグラム数を書いてくれているのが、初心者にはかなりありがたかったです。

用意された測りでスパイスを調合していきます。木さじでスパイスの香りを確認しながら1種類ずつ器に入れていきます。スパイスによって同じ1グラムでも、見た目の量は全然異なるので、慎重に測ります。私は大雑把な性格なので、ちょいちょい入れ過ぎました。

最後に定番のアッサムの茶葉もプラスします。一般的によく見る茶葉は細長いのに、この茶葉は丸い粒。こうなっている茶葉の方が濃厚な味が出るそうです。

この段階でスパイスを混ぜておきます。かなりいい香り!テンションが上がります。

チャイブレンドWS④オリジナルのチャイを淹れる

水と調合したスパイスを入れて沸騰させ、しばらくグツグツ
水と調合したスパイスを入れて沸騰させ、しばらくグツグツ

こちらのワークショップの素敵ポイントひとつめは、今、調合したスパイスをその場ですぐチャイにして飲めること。チャイの淹れ方も教えてもらえます。

小鍋に水とチャイを入れてグツグツ煮ます。この時点で、かなりいい香りで、うまく調合できたのはないかという手ごたえが!

牛乳を加えて、ふくらむまでグツグツ
牛乳を加えて、ふくらむまでグツグツ

牛乳を加えてからも、しばらく煮出します

最後、鍋に砂糖を加えて溶かしたら完成!茶こしで濾しながらカップへ注ぎます。

お店で飲むチャイは、完成された味なので気楽に飲んでいましたが、自分で調合したとなると、じっくり味わって、スパイスの個性を嗅ぎ取ろうと必死になりますね。

作っている最中は「いい香り~!最高!私、センスあるかも~」と思っていましたが、実際に飲んでみると、アップルの主役感と花椒のかすかな主張の塩梅はちょうどいい!けど、シナモンが強すぎたかも。レモングラスの存在はほぼ消えてるなぁと課題が見えてきます。

チャイブレンドWS⑤お土産チャイづくり

さて、続いてが、こちらのワークショップの素敵ポイントふたつめ。なんと調合を微調整して、お土産用に持って帰れるんです。

選んだ茶葉はそのまま、分量を変えて微調整していきます。ここでアバター先生とはお別れです。ちょっと寂しい気持ちになります…。

おみやげ用に調合したスパイスは、お店が用意してくれた、ロゴ入りのかわいい袋に入れて、テーマも書いて持ち帰ります。

自分で調合したチャイを家族や友達に飲んでもらえるのが楽しみです。

ワークショップは事前予約制

最後に申し込み方法について。ワークショップは事前予約制で常時開催。レッスン時間は約60分、料金は3000円。

▽申し込みはコチラから
https://mosh.jp/services/127495

ちなみに試飲用のスパイスの調合は1杯分、おみやげ用は4杯分。チャイ5杯分と考えると、ワークショップ代3000円がかなりお手頃に感じますね。

今、お得なキャンペーン中で、2名以上での申し込み、またはリピート参加の場合、3000円→2500円の特別価格キャンペーン中。

チャイが好きな人、スパイスの調合に興味がある人、アバターの先生とワークショップをするという近未来的体験がしたい人、ぜひ予約してみてくださいね。

★Talk with _(トークウィズ)
住所/大阪市住之江区北加賀屋2-4-2 NAGAYArt No,1
営業時間/11:00~17:00
定休日/月曜日・火曜日
Instagram/https://www.instagram.com/talkwith__/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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