【仙台市】木立の中にひっそり佇む茶店を見つけた。秋保のあの有名とうふを食べられる「不動茶屋」
こんにちは、ヤフー地域クリエイターのドジボです。
今日は久しぶりに仙台市太白区にある秋保大滝に行ってきました。こんな自然いっぱいの所も仙台市内なんですね。仙台、いい街です。そんな秋保大滝の森の中に佇む、いい雰囲気の茶店を見つけたのでご紹介。
秋保大滝の駐車場に車を停め、すぐ隣の秋保大滝不動尊の脇を通り過ぎ、林の中の階段を下りて行きます。
すると右側に風情のある建物が見えてきました。茶店かな。
気になるけど、とりあえず真っ直ぐ滝見台へ行こう。崖の突端の滝見台からは秋保大滝の全景が見えます。結構な迫力。
青い空の下、緑の中から落ちる白い滝。いいコントラストです。ここからの景色で満足してもいいし、遊歩道を下りて滝つぼまで行くのもいい。歩いて15~20分ぐらいだからいい運動になるでしょう。
滝見台から振り向くとすぐ左手に鳥居が建っていて、さっき見かけた茶店がありました。
緑の木立を背景に佇む様子がいいですね~。暖簾に『不動茶屋』と篆書体(てんしょたい)で書いてあります。
時代劇に出てくる茶店を思い起こさせます。黄門様ご一行が休んで、うっかり八兵衛が団子を食べていそうな。私は団子ではなく『とうふ』の文字が気になったので寄ってみました。
店内は古民家風の造りで落ち着けそう。
窓から見える緑が輝いてきれい。窓枠が額縁のようになってまるで絵画のようです。
メニューはこちら。
仙台定番のずんだもちから玄米くるみもち、あんみつ、ハニーバターやきいもなんてのもあります。とうふに惹かれて来たけど、どっちかと言うと甘味処って感じでしょうか。秋保大滝まで歩いて疲れたら、甘いものでちょいと一休みなんていいかも。
メニューには吟醸とうふと言うのが載ってます。なんだろ。吟醸酒の米のように、大豆の外側を磨いて作った豆腐なのかな。スタッフに伺うと、良い大豆だけを選りすぐって作った豆腐ということでした。
その中で私が注文したのは青ばたとうふ(700円)。
大豆ではなく青ばた豆で作っている豆腐。薄っすら緑色しています。この豆腐、なんと今年の全国豆腐品評会の東北大会で3位だったそう。それもそのはずこちらのお店は、秋保地区で超有名な太田とうふ店の直営店なんです。江戸時代から続く老舗で、遠くからわざわざ買いに来るほど人気の豆腐店です。
しっかりと身が締まっていて箸でつまんでも崩れない。
わさび醤油か塩で食べるようです。まずは何もつけずに一口。味が濃い。ちゃんと豆の味がする。豆腐って豆から出来てるんだなぁと再認識させられます。
塩を付けてみると、旨さがさらに引き立つ。わさび醤油でもいってみます。うん、やっぱり豆腐には醤油ですね。しっかりした豆の味に合います。付け合せのケールのサラダと一緒に楽しめました。
思いがけず出会えた美味しい豆腐に、そしてこの雰囲気に、ごちそう様でした。
みなさんも秋保大滝からの不動茶屋ってルートは如何ですか。
【店舗情報】
不動茶屋
営業時間:10:00~16:00
定休日:不定休
電話 022-399-2707
仙台市太白区秋保町馬場大滝11