新宿からわずか 25 分、京王よみうりランドにグランドオープンしたばかりの「花景の湯」へ行ってきました。

オープンほやほやの温泉とサウナを中心にレポートします。

「花景の湯」は新設オープンしたフラワーテーマパーク「HANA・BIYORI」内にある。

京王よみうりランド駅から無料シャトルバスが出ている。

徒歩で行こうとすると軽く「登山」になってしまうので注意（笑。

てっきり先日閉店した「丘の湯」の跡地にできるのかと思っていたら、敷地はその手前の場所であった。

入館料は「HANA・BIYORI」の入園料と込み。500 円 OFF になるオンライン購入がおすすめ（「よみランCLUB」の入会が必要）。

そこそこする入館料と出来立てほやほやとで、館内全体がラグジュアリーな雰囲気。

大浴場のある２階で館内着と岩盤浴衣を受け取る。お食事処と岩盤浴は階段を下りた１階にある。

本格的なサウナが岩盤浴エリアの中にあるという事で、今回は別料金の岩盤浴も体験してみる。

水分補給のドリンク類は岩盤浴エリア入り口手前のカウンターで購入。

岩盤浴エリア内のラウンジにも漫画と雑誌があり、青年漫画はほとんど岩盤浴エリア側の棚にあった（全体では少年漫画が多い）。

サウナーであれば、この岩盤浴エリアの中にあるサウナを絶対に体験しておきたい。

白樺、ヴィヒタ、セルフロウリュのフィンランド式サウナである。何故かこのサウナが岩盤浴エリアの中にあるのであった。

サ室の窓から、そして外気浴の見晴らしベランダから、多摩川の向こうに都心の景色が一望できる。

これは南多摩エリアの中では最高峰の外気浴スペースではなかろうか。。

このフィンランドサウナと外気浴でブッ飛んでしまい、これまた岩盤浴エリア内に５室ほどある「プライベートサウナ」に入るのを忘れてしまったのが痛恨の極み・・。

プライベートサウナは定員２名。１回 15 分の予約制で、この時のタイミングでは全室埋まっておりました。こちらでもセルフロウリュができる（アロマ水別売り 300 円）。次回は絶対に入りたい（笑。。

さてと２階に戻り、大浴場の温泉とサウナへ。

横長に広いサウナ。テレビは無し、控えなヒーリング・ミュージックと、毎時 3 回のオートロウリュ。

座席は３段で、格段に 10 人づつ座れる。いずれも１段目で、入り口側とサウナストーブ側で１セットづつ。

水風呂は２つ。8.5 度と 15.5 度前後の２種類だ。どちらも広く、一度に 10 人は捌ける。グルシン側は潜水可能とのこと（汗切りしてから）。

８度の超低温側で耐えに耐えてから、落差約８度の 15 度側へ移ると最高に気持ち良く、１粒で２度美味しい水風呂であった。

内湯のお風呂は、寝そべりジェットがその外観に反して結構強力。

最奥にシルク湯、その手前が 38 度の高濃度炭酸泉。

サウナ２セットの後、浴室内の藤製のリクライニングに寝そべり、ぐんにゃりと休憩タイム。。

ちょうど日が暮れて外が暗くなったタイミングで、お楽しみの露天風呂へ。。

「！！」

凄い・・思わず声が出る。手前にやたらと広い外気浴スペース、その向こうに温泉の浴槽が３つ並び、その向こうにはキラキラと煌めく都心の絶景が広がっている。

一番右の檜風呂に入ってから、その隣の温泉風呂へ。温泉は色は黒湯のそれで、美人・美肌系の強塩泉。

崖側が掘りごたつのように深くなっている。夜景の手前側は人気の無い山で、タヌキが出るかカラスが帰るかという、いかにも多摩丘陵的な山である。

中景に多摩川を挟んで、その向かいの遠景が都心の夜景のパノラマだ。

新宿と渋谷の高層ビル群、スカイツリー、オレンジ色のは東京タワー。羽田から飛び立つ飛行機も見えるだろうか。

あまりの絶景に見惚れて、ついつい長湯してしまった。これはちょっとヤバいです・・（笑。

標高約 100 m、文字通りに多摩エリア「最高峰」の露天風呂でありました。。

「花景の湯」押さえておきたいポイント

• サウナーは是非とも岩盤浴エリアのフィンランドサウナと個室プライベートサウナに入るべし
• 露天風呂と外気浴からの眺めは夜景タイムにも見ておきたい
• 入館料が高いので、１日過ごすつもりで併設の「HANA・BIYORI」も楽しもう
• しばらくは土日祝日は混雑が予想されるので、できれば入館料もお得な平日に（オンライン購入で 2000 円）。

「HANA・BIYORI」ではコツメカワウソたちも待っていますよ。

サウナ飯は館内のお食事処で。平日の午後３時くらいなのに何と 10 人待ちくらいであった。この回転の悪さは今後の改善を期待。

こちらのメニューも全体的にラグジュアリーな価格。

デザートは全部売り切れていました。

濃厚海老ラーメンの大盛り。ごちそうさまでした（^人^）