【大津市】琵琶湖疏水をすいすい♪「びわ湖疏水船」の2024年秋季運航を利用しました!
「びわ湖疏水船」は、滋賀県の浜大津(大津港)、三井寺と、京都府の山科、蹴上を結ぶ観光船です。明治時代に作られた水路である「琵琶湖疏水」上を運航しています。
毎年春と秋に営業されており、疏水沿岸の桜の花や木々の紅葉を楽しむことができると評判です。2024年11月に、三井寺から蹴上まで実際に乗船した際の様子をご紹介します。
今回は「三井寺」の上下船場を利用しました。京阪三井寺駅を出ると、琵琶湖疏水の水路沿いにびわ湖疏水船のりばへの案内看板が出ており、迷わず向かうことができます。
疏水の周辺に、琵琶湖疏水の案内が記載された看板がありました。
乗船場の付近には大津閘門(こうもん)という水量を調節する門があります。びわ湖疏水船の職員の方に、建設当時の石垣がそのまま残っていると教えていただきました。
乗り場の近くには、琵琶湖疏水とトンネル、乗船する船を上から眺めることができる場所がありました。
ガイドさんの案内を伺った後、船に乗り込みます。
船に乗ると、すぐに2km以上のトンネルを通ります。
トンネルをいくつかくぐり、京都方面へ向かいます。
ガイドさんの案内によると、ひとつめのトンネルは大津市内の三井寺やJR湖西線の下を通っているとのことでした。
船は時速3〜5kmほどで進みます。
トンネル外に出ると、紅葉しつつある木々や山々など、素敵な眺めを楽しむこともできました。
三井寺から蹴上までは約50分程度の乗船時間で、乗船前後のガイドや準備を含めると、所要時間は1時間40分程度でした。日頃利用する大津市内の場所を下から通ることができ、おもしろい体験でした。
びわ湖疏水船は、2024年の春に浜大津(大津港)まで航路が延伸しました。浜大津から乗船できるプランでは、大津閘門で水位が上下する様子を船内から体験することができます。興味がある方は、秋や春に乗船してみてはいかがでしょうか。
*びわ湖疏水船
運航日:毎年春・秋(2024年秋は11月30日まで)
上下船場:蹴上、山科、三井寺、びわ湖・大津港