今年も残り1ヶ月を切り、いよいよ寒さが本格化してきそうですね。そして、鎌倉では、寒さと共に紅葉の色づきも本格化してきています。今回は、紅葉がとても美しい時期に梶原氏発祥の地である梶原御霊神社を参拝してきました。

湘南モノレール「湘南深沢駅」より徒歩10分ほど。または江ノ電バス「深沢小学校前」下車徒歩3分ほどの場所に「梶原御霊神社」はあります。

左手に小学校、右手に民家、その間にある長い参道を歩くと拝殿が見えてきます。

御霊神社と聞くと、なんとなく物々しいイメージを抱きますが、こちらの神社は2022年に放送された大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てくる梶原景時氏ゆかりの地です。

1190年(建久元年)に梶原景時氏が創建したと伝えられています。

拝殿は舞殿のように中が見える造りになっており、その奥に階段があり、本殿へと通じるとても面白い造り。

ちょうど銀杏が黄葉していて、とても趣きがありました。

境内右手には、幾つかやぐらがあり、地層の見える壁面に佇む石碑や石塔は圧巻です。

やぐらは梶原景時の墓との伝承があり、景時ゆかりの史跡が多く残されています。

舞殿の後ろ側に回り、長い階段の先には本殿があります。

日没前に伺ったため、本殿にいる際に急にグッと暗くなり、厳かな雰囲気が辺りを包んでいましたが、登りきった場所から見る風景はとても美しいものでした。

梶原氏発祥の地、梶原御霊神社。

気になる方はぜひ参拝してみてはいかがでしょうか！

梶原御霊神社

神奈川県鎌倉市梶原１丁目１２−２７