【200軒のオムライスを食べたIKElogの正直オムレポ#38】デンキヤホール@浅草
☆オススメポイント☆
①開店は何と1903年という、地元民から愛される歴史の深い老舗喫茶店
②3代に渡り続く名物「ゆであずき」は必食
「オムライス(800円)」
※味噌汁付
こちらの名物は100年前の創業当初から続く「オムマキ」と「ゆであずき」。
オムマキとは焼きそばをオムレツで巻いたいわゆるオムそばである。
しかしながらメニューにオムライスを見つけてしまったので、今回はオムマキではなくオムライスの方をチョイス。
オムライスはオムマキと同様に銀皿に乗って登場。
この時点で昔ながら感が感じられる。
オムレツは極薄のよく焼きタイプ。
ライスはやや固めながらも、水分は多めでオイリーな町中華タイプのケチャップライス。
具材は豚肉と玉ねぎで、脂の甘さを感じる。
ケチャップ味は濃いめで、王道な味付けだった。
ボリュームは結構しっかりとしており、800円は割とお安いと感じた。
味噌汁は火傷しそうな熱々のもので、かなり味薄めでびっくりしたが、セットである事自体認識してなかったので問題ない。
ちなみに銀皿がかなりベタついていたので、触る際はご注意を。
「ゆであずき(550円)」
名物ゆであずきは、ぜんざいほど甘ったるくないが、かと言って薄いわけではく、小豆の自然な甘さとほんのりとした塩気が楽しめる。
また、時間の経過とともに小豆が潰れていき、徐々に甘さが増していく。
そんな味の変化も楽しめた。
今回は元祖の熱い方を選択したが、夏場は冷たいタイプもあるのだとか。
素朴な食材にもかかわらず、とても美味しいと感じられた。
さすがは長い歴史の中で変わらず人気を誇ったメニューである。
ただしかなり熱々なので、味噌汁同様に火傷にはご注意を。
【まとめ】
千束通り商店街沿いにある、1903年創業の老舗中の老舗喫茶店「デンキヤホール」さん。
名前の由来は当時ハイカラなイメージがデンキだった事から付けられたのだとか。
店内にはボードゲームなんかもあり、まさにレトロな喫茶店という感じ。
レトロ好きにはたまらないのでは。
平日の17:30ごろに訪問し、店内には1組のみ。
メインはこの辺りの常連さんの方が利用するようで、行列にはならないかもしれないが、ランチタイムやディナータイムは混み合う可能性もある。
今回はオムライスだったが、名物は100年続く伝統の味である「元祖オムマキ」。
次回は是非そちらを注文してみたい。
一つ気になったのは全席喫煙可能ということ。
老舗喫茶店ではよくある話だが、やはりタバコが苦手な方からすると結構厳しいかと。
そこだけはご注意を。
店舗情報↓
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【店名】
デンキヤホール
【営業時間】
11:30〜20:00(LO19:30)
定休日:水
【アクセス】
つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩10分
東京メトロ銀座線 浅草駅より徒歩13分
【予算】
1,000〜2,000円/人
※現金のみ
【オススメ利用シーン】
一人・友人/知人とのご飯
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