Yahoo!ニュース

人の幸せや成功を喜ぶことが出来ない残念な人。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

世の中には、「人の幸せや成功を素直に喜べない」という残念な人がたくさんいます。いわゆる嫉妬深い人です。これは、私が会長を務める、キャラ診断アドバイザー協会の生まれつき性格でいうところの、お父さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ8)と長男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ7)と二男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ3)に多いです。

私(竹内成彦)も、勝負事で、人に負けると「悔しい」という感情を持ちますし、ときに嫉妬を覚えることもありますが、少なくとも、FB(フェイスブック)で、誰かが海外旅行に行った写真を投稿したのを見て、「面白くない!」といったような、腹立たしい感情を覚えるようなことはありませんし、誰かが大勢で楽しそうにパーティーしている様子を撮った写真を投稿しているのを見て、ムカムカするというようなこともありません。

私は、嫉妬心が強い人の話を聴く度に、本当に、「気の毒だなぁ」「不幸だなぁ」と思います。←半分は、生まれつきだから仕方がないとも言えます。

嫉妬心というのは、なかなか手強いものです。自分でコントロールしようと思っても、口で言うほど簡単じゃあありません。よって、嫉妬心が強い人は、「悔しい」「腹立たしい」という自分の感情を、意識して努力して、自分をより高みに持って行くパワーに変えて欲しいと思います。

私のカウンセリングルームには、わざわざカウンセリング料とお土産を持って、「海外旅行に行って来たよ」という話をしに来る人がいます。私は、そういうクライアントの話を熱心に聴きます。ええ、聴いていて、心底 楽しく、興味深くお話を伺っています。私も、知らない異国の地で起きた出来事を聴かせてもらっているわけですから、楽しくない筈がありません。

でも、私以外の多くの人は、私のクライアントの「海外旅行に行って来たよ」という話が聴けないそうです。「なんだ、自慢か!」という態度を取り、明らかに不機嫌そうな顔になるので、話していて、口を閉ざしたくなるのだそうです。

私は、そんな話を聞く度に、「そうなんだぁ、それは勿体ないなぁ」と思います。「人の愚痴を長々と聞かされ、気分が暗くなる」というのならまだ理解できますが、人の楽しい話を聞けないなんて、なんて勿体ないことかと思います。

幸い、おじいさんタイプやおばあさんタイプやお母さんタイプや長女タイプや二女タイプや末っ子タイプは、あまり嫉妬感情を覚えないで済むようです。

あなたは、如何ですか?
嫉妬深いですか? そうでもないですか?
あなたは、人の幸せや成功を素直に喜べますか?

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

竹内成彦の最近の記事