4月4日、高松市香南町にある「さぬき空港公園」を訪れました。

青空の下で咲き誇る桜を期待していたのですが、あいにくの曇り空。

しかし、曇り空に映える桜の美しさは、想像以上に心を打つものでした。

さぬき空港公園は、高松空港を囲むように広がる広大な公園です。

ポートヒルゾーン、カントリーゾーン、スカイゾーン、アドベンチャーゾーンの4つのゾーンに分かれており、それぞれ異なる特徴を持っています。

今回筆者が花見で楽しんできたのは、ポートヒルゾーンとカントリーゾーンに咲き乱れる約1000本のソメイヨシノ。

第1駐車場（催し物広場隣接）に車を停め、ウォーキングコースを歩いてみました。

青空の下では鮮やかに輝く桜も、曇り空の下では、淡いピンク色に包まれ、より繊細な色彩を表現していました。

花びら一枚一枚の透き通るような美しさは、まさに芸術作品のよう。

曇り空の下の桜は、どこか儚げで、切なさを感じさせてくれます。

また、曇り空によって光と影のコントラストが弱まり、公園全体が幻想的な雰囲気に包まれていました。

曇り空での花見は、青空の下での花見とは違った楽しみ方がありますね。

掲示板に最新のお花見情報が記載されており、桜の種類や本数、見ごろの時期なども一目でわかります。

さぬき空港公園は、桜の名所としてだけでなく、飛行機の離発着を楽しめるスポットとしてもおすすめです。

曇り空であれば、飛行機の音がより一層大きく聞こえ、迫力満点です。

雨や曇りの日が続くお花見シーズンですが、曇り空での花見は、青空の下での花見とは違った魅力があります。

ぜひ、さまざまな花見の楽しみ方を味わってみてはいかがでしょうか。