【福津市】津屋崎に新店『博多ラーメンふくつまる』オープン!
福津市津屋崎に新たに『博多ラーメンふくつまる』が登場!その味と魅力を取材してきました。
博多ラーメンふくつまるとは?
博多ラーメンふくつまるとは、2023年3月18日に福津市津屋崎でオープンした豚骨ラーメンのお店です。
店主は松尾潤さん。
福岡市東区蒲田にある『博多ラーメン松尾商店』の2号店がふくつまるです。
ふくつまる内観
ふくつまる店内に入ってすぐの内観です。
カウンター10席の程よい空間。
ふくつまるのコンセプトは子どもたちにとって福が詰まる(ふくつまる)場所。
小さなお子さん連れでの来店大歓迎!
もちろんメニューにお子様セット(500円)もあります。
お子さん用のセットがフル完備!
・麺切りカッター
・エプロン
・子ども用食具
・手口拭き
手ぶらでの来店でも安心です。
ふくつまるのメニュー
ふくつまるのメニューはこちらです。
人気メニューは「ラーメン煮卵入り(750円)」と「辛みそラーメン(800円)」
ご飯物の「炙り肉みそ丼(300円)」は予想をはるかに超えた大人気で仕込みが追いつかないこともあるんだとか!
今回、ふくつまるで1番人気の「ラーメン煮卵入り(750円)」をいただきました。
スープは化学調味料を一切使用していない素材にこだわった一杯。そのため、口に運んだ瞬間は濃厚な豚骨の味わいですが後味はすっきり!
何杯も替え玉をたのしんだり、連日通うお客さんがいるのも納得です。
チャーシューはとても珍しく希少な国産豚の腕肉を使っていますよ。
ふくつまるの小話
ラーメン人生17年を駆け抜けてきた店主松尾さん。
5年前に独立して福岡市蒲田にて『博多ラーメン松尾商店』をオープン。
「次は、人生の第2ステージ・・・のんびり行くぞ。」と
気の知れた友人や知り合いだけが来店し、おしゃべりを楽しむようなお店を作りたいと思っていました。
その頃に偶然、松尾さんが休日に津屋崎でサイクリング中に「テナント募集」の張り紙を目にしました。
その場ですぐに大家さんへ連絡をし、即決で借りることに。それが現「ふくつまる」の場所です。
とはいえ、松尾さんは津屋崎出身ではありません。
もともとは水道も通っていない倉庫だった場所をどうしようかと考えていた時に
思いがけず再会を果たした学生時代の友人からのご縁が次々に紡がれ
- 大工さん
- 塗装屋さん
- 内装クロス屋さん
- 電気屋さん
- 水道屋さん
- 酒屋さん
すべて津屋崎の職人さんたちの手によってふくつまるが生まれました。
ふくつまるのこだわり
ふくつまる一番のこだわりは、麺です。
佐賀県神崎市にある「白鷺(しらさぎ)めん」さんの作るこだわりの麺。
白鷺めんさんと日清製粉さんがふくつまるのスープから小麦の配合などを綿密に計算し作られた、他にはない唯一無二の麺です。
この麺との出会いは衝撃的で、松尾さんにとってもラーメン人生のターニングポイントになるほど。
スープはとにかく素材にこだわりぬき、化学調味料は一切使っていません。
国産豚のゲンコツ100%、国産豚の背脂A脂と水、老舗のあごかけ出汁、塩だけです。
これらを鉄の羽釜で炊いて作るのがふくつまるのスープのおいしさの理由です。
「ふくつまる」店名の秘密
実は「ふくつまる」という店名は津屋崎の子どもたちにより名付けられました。
先にも述べた松尾さんの学生時代の友人からのご縁で出会った、福津市津屋崎にある幼稚園の園長先生の発案・呼びかけで、地域の幼稚園はじめ地元の小中学校に「屋号募集」のプリントが配布。
2023年2月18日に幼稚園で開催された「ラーメン教室」の中で参加者約200名による屋号決めの最終投票が行われました。
投票の結果、半数以上の票を集め選ばれたのが「ふくつまる」です。
店名の由来は、福津の地で“福”が詰まるような場所になるようにと思いを込めて「ふくつまる」。
ラーメン教室では店名決めの投票だけでなく、地域の中学生や高校生の協力の元でラーメン作り体験も行われました。
子どもたちが麺をゆがくところから最後のトッピングの盛り付けまで、すべて子どもたち自身の手で作り上げる貴重な体験会となりました。
最後に
最後に、松尾さんへ「今後、ふくつまるをどんな場所にしていきたいですか?」と質問すると
「名札が店内に貼りきれないほどに増えたら嬉しい。名札が子どもたちや地域の人たちの何気ないコミュニケーションのきっかけになってくれたら。」と松尾さん。
子どもたちが学校で「ふくつまるに行ったやろ?名札を見たよ!」と会話する様子が目に浮かんできます。
皆さんも、博多ラーメンふくつまるへ行ってみてはいかがでしょうか。
博多ラーメンふくつまる
住所:福岡県福津市津屋崎3丁目11-16
駐車場:あり
営業時間:11時〜20時
店休日:不定休
ふくつまる公式Instagram(外部リンク)にて事前にご確認ください。