チェーン店なのにちょっと違うぞ!道の駅で食べたから揚げがおいしかったのは熟成阿波尾鶏だからでした!
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。今回はたまたま立ち寄った道の駅で食べた阿波尾鶏というブランド地鶏のから揚げが、とってもおいしかったので紹介します。
道の駅みまの里
徳島県を旅行していて、ちょうどお昼時に休憩がてら立ち寄ったのが「道の駅みまの里」。徳島自動車道の美馬ICからは車で3分ほどで、ETCによる一時退出・再進入が利用できる道の駅です。四国のほぼ中央にある徳島県美馬市は、総面積の8割が森林という自然豊かな場所。道の駅みまの里はゴールデンウィーク中でも比較的空いていて、待たずにお昼ご飯を食べることができました。
鶏笑 みまの里店
道の駅みまの里は、産地直売所とレストラン(農家レストラン)、観光交流センター・ふるさと市場、ドッグランがあります。レストラン(農家レストラン)には、ベーカリー中心の「Mima Smile Cafe」、地元飲食店とコラボした「美来食堂」、阿波尾鶏のから揚げを販売している「鶏笑 みまの里店」の3店舗が入っています。
から揚げなんてどこで食べても同じかなと思いながらも、四国旅行中は海鮮を多く食べ歩いていたので、口が肉を欲してて(笑)から揚げをテイクアウトで購入。阿波尾鶏という、いかにも徳島っぽい名前も気になりました。
看板にからあげグランプリで最高金賞と書いてあったので、ハズレはないだろうと思ったんです。しかも、鶏笑さんは全国チェーンなので安心。
から揚げはモモとムネ、そして両方が入ったMIXの3種類。阿波尾鶏と国産若鶏の2種類があって、阿波尾鶏の方が若干高いです。
モモとムネ、両方食べたかったので、阿波尾鶏のMIX9個入り(税込1,120円)を購入。券売機でチケットを買ったらカウンターでお店の人に渡し、待つこと約10分。アツアツのから揚げを受け取りました。
阿波尾鶏のから揚げ実食
早速、アツアツ状態のまま口の中へ。
ひと口かむとじゅわ~っと肉汁が口の中に広がります。あっさりしているはずのムネ肉も、とってもジューシーで旨味のかたまり!モモは弾力があって噛み応えがあります。もちろん、噛むと肉汁が溢れだします。
生姜とニンニクが効いた衣で、ニンニクの味がガツンときます。衣やタレがおいしいのは確かなのですが、それ以上に阿波尾鶏にコクがあっておいしい。
アツアツ状態もおいしかったけど、冷めてもおいしかったのはビックリ!家に帰ってビールと一緒に食べて、旅の疲れを癒しました。
阿波尾鶏ってなに?熟成阿波尾鶏ってなに?
そもそも阿波尾鶏ってなに?って事なんですが、徳島のブランド地鶏で、地鶏の中で生産量日本一なのだそうです。全国のスーパーや百貨店で販売されているとの事ですが、関東ではあまり見かけませんよね。
気になって聞いてみたところ、鶏笑 みまの里店は貞光食糧工業さんの鶏肉を使用しているのだと教えてもらいました。
貞光食糧工業さんでは、阿波尾鶏をオリーブ粕を配合したエサを与え、1平方メートルあたり10羽以下という、ゆったりとした飼育密度の中でストレスを極限まで抑えて育てているそうです。あの旨味はオリーブ粕、弾力のある肉質は広い場所で育っているからなんですね。
しかも、貞光食糧工業さんでは阿波尾鶏に特別な熟成工程(特許第 3742023 号取得)を行って「熟成阿波尾鶏」として製造しているのだそうです。普通の鶏肉は筋肉繊維から水分が抜けてパサパサとした食感になってしまいますが、熟成阿波尾鶏は筋肉繊維の間にしっかりと 水分が保持されるので、調理をしてもみずみずしく弾力があるのだそうです。
美馬市で熟成阿波尾鶏のから揚げ食べられるのは、鶏笑 みまの里店だけだそうですよ。
こんなおいしいと思うのは筆者だけかなと思っていたのですが、徳島旅行中のXのフォロワーさんが「阿波尾鶏おいしい!」とつぶやいているのを見て、あぁ誰が食べてもおいしいと感じるんだと思い、今回記事にしました。徳島で祖谷のかずら橋や大歩危・小歩危に出かけることがあったら、帰りに道の駅みまの里へ立ち寄ってみてください。近くの美馬郡つるぎ町にある道の駅「貞光ゆうゆう館」でも、貞光食糧工業さんの熟成阿波尾鶏が食べられるそうですよ。
道の駅みまの里「鶏笑 みまの里店」
住所 徳島県美馬市美馬町願勝寺72 道の駅みまの里内
電話番号 0883-63-6301
営業時間 10:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日 火曜日
公式ホームページ 鶏笑 みまの里店(外部リンク)