【春日部市】景色が変わった春日部駅東口。124年の歴史が終わり、新たな景色へ。
鉄道高架事業の工事に伴い、春日部駅東口の駅舎は2023年2月3日(金)の最終電車で124年の歴史の幕を閉じました。
2月3日の最終電車には東口の前に大勢の方が集まり写真を撮ったり、最後の時を見守っていました。
終電後、深夜1時過ぎに駅員の方が改札前に並び最後の挨拶がありました。感謝の言葉だったそうです。
貴重な瞬間の動画ですね。↓
SNSやYouTubeでは、最後の春日部駅東口の駅舎を投稿している方が多くいらっしゃいました。
子供の頃から見てきた駅舎がなくなるのは悲しいとの声もありました。
東口は、1899年(明治32年)8月27日の開業当初から駅の出入口が変わらないそうです。124年の歴史があります。増改築を繰り返し、今の特徴ある「三角屋根」の駅舎になったようです。ちなみに「三角屋根」の姿はいつからだったのか調べても分かりませんでした。
1970年頃と1980年頃の駅の様子はこちら↓
1980年の写真では西口側にある「イトーヨーカドー春日部店」がチラッと見えますね。これも貴重な画像です。
新しい仮駅舎は2023年2月4日(土)から使用を開始しています。
新しい駅舎の様子は?
2月4日の旧駅舎の様子はこちらです。
駅名が外されていました。これから解体するのでこれで本当に見納めです。寂しいですね。
そして、新しい駅舎の様子はこちら↓
2023年2月4日から使用が開始された新しい仮駅舎は、鉄道高架事業の工事中の10年ほど使用するそう。工事の方より「仮なのにかなりしっかり作っているよ!」と教えてくださいました。
気がついた方もいらっしゃると思いますが、駅名の看板の上には以前はしんちゃんとシロがいましたよね。
2022年11月頃の様子↓
2022年12月頃、しんちゃんとシロの姿がなく、どうしたのだろうと思っていました。
新しい駅名の看板にしんちゃんとシロを発見! お引越ししたようですよ。良かった!
春日部市民の移動を見守ってくれていますね。
鉄道高架事業の工事はさらに進みます。解体後は、線路をこの旧駅舎あたりに移動するそうです。2023年2月10日に行ってみると、もう改札口もなくなり駅前に囲いがされていました。
駅前の景色がすっかり変わってしまいました。
鉄道高架事業の工事が進み、春日部駅が変わってしまいますが、明るい変化ですのでこれからを楽しみにしていきたいと思います。
また、工事の進捗状況を投稿していきます!
【施設情報】
東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)
春日部駅東口
埼玉県春日部市粕壁1-10-1
電話番号:048-761-4136