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【大垣市】ラテンスパイス料理が食べられる「La Picá Latina」へ行ってきました

Tco地域ニュースサイト号外NETライター(大垣市・養老町)

2023年12月8日にリニューアルオープンした古民家型複合施設「ennoie ミドリバシ」の中にラテンスパイス料理が食べられる店があるのはご存じでしょうか? この店は毎週木曜日、金曜日、土曜日の週3回だけ営業しています。

2024年1月18日に伺いました。

「ennoie ミドリバシ」には個性的な店舗が5つ入っているのですが、今回ピックアップするのは、この中の「Kitchen3/ラテンスパイス料理 La Picá Latina(ラ・ピカ・ラティーナ)」です。ラテンスパイス料理とは、こちらの店を営むシェフが作った造語。チリやペルーをメインとする中南米の料理や、店オリジナルのスパイスを活かした一品などが楽しめます。

ランチメニューはこちらの「7種のごろごろ野菜と鶏もも肉のラテンポトフプレート/マテ茶付き(1,500円)」1本に絞っています。別途プラスして料金を払うと、ドリンクを変更したり、デザートを付けることもできますよ。

単品メニューもありました。ラテンのソウルフード「エンパナーダ」やペルーの濃厚プリン「クレマ・ボルテアダ」など、どれも大垣市ではなかなか見かけないものばかりです。シェフの清水美有さんは留学先でラテン料理に出会い、その魅力にどっぷりハマったんだそう……。「食事から文化に触れることでその魅力を知ってもらえたら……」と、話していました。

そして私は今回、ランチメニューをチョイス。見てください! このボリューム。このメニューを詳しく説明するチラシももらえます。

メインとなるこちらの料理は「カスエラ」といい、チリの家庭料理なんだそうです。カボチャ、セロリ、カブ、パプリカなど野菜がゴロゴロと入っていてとってもヘルシー。鶏肉はやわらかくて食べやすかったですよ。塩気のあるスープとのバランスもよく最後の一滴まで楽しめます。

カスエラの隣にあるご飯を、スープに浸して食べるのもオススメ。1回で2度楽しめるなんて嬉しすぎる!

その他に、ペルーのゆで卵が乗ったポテトサラダ「カウサ」やレモンと塩で味付けをしたワカメとタコのセビーチェ(マリネ)、サラダ、自家製ニンジンドレッシング、自家製オレンジと盛りだくさんなプレートとなっています。

マテ茶は後味スッキリ。ホッとする1杯ですよ。

まだ、余裕があったのでお店の看板メニュー「エンパナーダ(350円)」もオーダー。日替わりの具材が、手作りの生地に包まれています。この日の具材はチキンとペルーの赤い唐辛子「アヒパンカ」で作られたものでした。この「アヒパンカ」は辛くなく食べやすかったですよ。

「La Picá(ラ・ピカ)とはチリ語で小さな隠れ家的な店のことをいいます。お客様にとってワクワクする隠れ家的な存在になれれば……」と話す清水さん。今後どんなメニューが出てくるのか楽しみですね。お近くにお越しの際はぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

〇◎●店舗情報●◎〇
【ラテンスパイス料理 La Picá Latina(ラ・ピカ・ラティーナ)】
場所:岐阜県大垣市西外側町2丁目46(ennoie ミドリバシ内)
営業時間:11:30~18:00
営業日:木曜日、金曜日、土曜日
公式SNS:Instagram

地域ニュースサイト号外NETライター(大垣市・養老町)

大垣市在住、双子の子育て中のママライターです。地域ニュースサイト号外NETでは大垣市(西濃地域)担当。『おいしい・おもしろい・いってみたい』と思ってもらえるような地域情報を発信していきます。よろしくお願いします!

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