こんにちは、ホリデーノートのotoです。今回は、東京23区で静かに紅葉が楽しめる穴場のもみじ寺「観泉寺」へ行ってきました。境内には竹林の小径や、小さいけれど庭園もあります。そして、瓦塀がつづく道は古都を訪れたように風情たっぷり。

場所は西武新宿線「上井草駅」より徒歩12分、荻窪駅からも2kmほどの距離。荻窪駅からバスで訪れることもできます。

美しい紅葉が楽しめる穴場「観泉寺」

杉並区にある「観泉寺」は、今川家ゆかりのお寺です。境内には今川家代々の墓があり東京都の旧跡に指定。お寺がある辺りは”今川”という地名ですが、今川家が由来となっています。

山門の前からすでに見頃を迎えた紅葉が美しいですね。青い葉っぱもあるので、まだこの先も見頃がつづきそうです。山門は平成5年に再建したもの。山門前にも小さな庭が整備されています。

山門をくぐると真正面に本堂があります。紅葉の季節は、左手にとても綺麗な色をした大イチョウも。風が吹いてハラハラと黄色い葉っぱが落ちる様子もとても風情があります。

本堂へ向かう参道の右手には鐘楼。鐘楼も紅葉に彩られています。美しいのは紅葉だけではありません。綺麗な緑色をした苔も大変美しく、「観泉寺」全体がとても丁寧に整備されている様子が伺えます。

そして左手には見どころの一つである日本庭園があります。小さいですが、立派な池泉観賞式の庭園。優美な曲線にうっとりしますし、滝も見ることができます。

「観泉寺」は立派な竹林の小径も大きな見どころ。東京23区の住宅街に鎮座するお寺に、このような立派な竹林があることに驚く方もいるでしょう。
庭園同様に竹林の小径も曲線が美しく、竹林とあい対するように紅葉した木々が植えられています。竹林と紅葉のあいだを歩けるなんて贅沢ですね。

古都気分の紅葉狩りが楽しめる「観泉寺」へ

「観泉寺」の敷地は瓦塀に囲われていて、この辺りはさながら古都の雰囲気。やはり杉並区の住宅街だなんて驚いてしまいます。

四季折々の風景が楽しめる美しいお寺ですが、いつ訪れても混雑しておらず、綺麗な風景をゆっくりと楽しめるお寺。
交通の便のいい「荻窪駅」からもバスで訪れることができるので、「観泉寺」で静かに古都気分の紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

観泉寺
住所：東京都杉並区今川2-16-1
電話番号：03-3390-0015
公式サイト（外部リンク）