Yahoo!ニュース

【神戸市北区】電車のホームに山小屋が!?コウベ レイル アンド トレイルって?クロスバイクの貸出も

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

電車のホームに山小屋?? とっても不思議な光景ですよね。ここはどこかというと、神戸市営地下鉄・神戸電鉄の「谷上駅」。なぜここに山小屋があるのでしょう? 種明かししながら、お伝えしていきます。

山小屋の名称は「ロッジ谷上」。
3・4番線ホームの一番端。鈴蘭台方面側にあります。

「谷上駅」の説明パネルがあります。かつては阪急電鉄グループの北神急行電鉄北神線の駅でしたが、2020年に神戸市営地下鉄に移管。日本の地下鉄駅で最も標高の高い駅として知られるようになりました。

実はこの「ロッジ谷上」は、神戸市と神戸電鉄株式会社、株式会社好日山荘がタッグを組んだプロジェクト「KOBE Rail & Trail コウベ レイル アンド トレイル」の拠点として設けられたもの。

このプロジェクトは、神戸電鉄沿線一帯の皆さんと企業・団体、そして自然や文化を「つなぐ」事で、新たな都市活力を創造。自然環境保全や健康増進など持続可能な社会を目指した「アウトドアのプラットフォーム」を構築する一大プロジェクトなのです。

「ロッジ谷上」は、ハイキング、サイクリングなどを楽しむ仲間との集合場所としての利用を想定。

出発前の装備チェック、荷物整理に便利なベンチが置かれています。

利用時間は、9:00〜17:00です。ストリートピアノもありましたよ!

神鉄沿線全46駅に設置されたハイキングコースのマップが全てここにあります。

「KOBE Rail & Trail コウベ レイル アンド トレイル」では、いろんなイベントも予定されていますが、3/19(土)〜5/29(日)の期間開催されているのが、「神出山田自転車道シェアサイクル」。

神出山田自転車道をより多くの方々に楽しんでいただけるよう、クロスバイクの貸出しを行っています。

神出山田自転車道は、以前こちらの記事「3つ目の「BE KOBE」を探しに!そこにはもう一つの神戸があった」でも紹介させていただいたところです。

快適な自転車道が整備され、サイクリング初心者でも快適に走ることができます。

クロスバイク貸し出し場所は下記の3箇所。
足に自信のない方は、つくはらサイクリングターミナルを出発点にするのがよいでしょう。足に自信のある方は、谷上駅、栄駅を拠点に。

1.つくはらサイクリングターミナル
2.THE NORTH KOBE STORE(谷上駅)
3.Cup~sweet&coffee~(栄駅)
(※1.は土日祝のみ、2.3.は火~金・土日祝営業)

料金は、大人/1回1,500円、小人(小学生以下)/1回500円

クロスバイクはS(適応身長135~150cm)、M(適応身長155cm~)の2サイズから選べます。

予約、詳しい利用方法はこちらをご覧ください。
「神出山田自転車道」シェアサイクル試行実施 神戸市HP

4/21現在、GW期間中も20〜30台前後余裕があるようです。

谷上駅前の貸し出し場所がここ「THE NORTH KOBE STORE(ザ ノース コウベ ストア)」。「アウトドア&ハンバーガー&スペシャルティコーヒー」をコンセプトに、神戸北の自然を満喫するためのスタート地点として2022年1月にオープン。

丹波で行列ができる人気店「LOCASSE TAMBA」プロデュースによるハンバーガー、神戸ポートアイランドの自家焙煎コーヒー豆店「LANDMADE」監修のオリジナルブレンドコーヒーを提供。

テイクアウトもしているので、ここで美味しいハンバーガーとコーヒーをGETし、自然の中で頂くと美味しさ倍増! ハイキング、サイクリングの行き、帰りに寄るのにおすすめのカフェですよ。

このお店のパンフレットも「ロッジ谷上」に置かれています。お店までは、改札出て徒歩約1分。駅の1階、外側に面したところにあります。

このゴールデンウィークは、神戸市北区の里山エリアで、新緑を感じながらアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょう。ゴールデンウィークは密を避けて近場で楽しみたいという方にもおすすめです!

神戸電鉄沿線の新たな魅力創造計画「KOBE Rail & Trail コウベ レイル アンド トレイル」。詳細は下記公式サイトをご覧ください。

基本情報

施設名:ロッジ谷上
住所:兵庫県神戸市北区谷上東町1 谷上駅 2・3番ホーム
KOBE Rail & Trail コウベ レイル アンド トレイル 公式サイト
神戸電鉄

関連記事:【神戸市北区】3つ目の「BE KOBE」を探しに!そこにはもう一つの神戸があった

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

斎信夫(いつき)の最近の記事