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【北九州市門司区】日本遺産の構成文化財「北九州銀行門司支店」を訪ねてみました!

やまけい地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

門司港駅近くの構成文化財「北九州銀行門司支店」(旧横浜正金銀行門司支店)に行ってきました。

北九州銀行門司支店は、かつては九州鉄道門司駅跡地に建設された横浜正金銀行の門司支店だったそうです。この場所に横浜正金銀行が置かれたのは、かつて門司は九州の金融の中心地だったからで、明治中期から昭和初期にかけて、日本銀行の西部支店をはじめ、政府系金融機関や都市銀行、地方銀行、貯蓄銀行などが門司に支店を設けていたそうです。

設計者は桜井小太郎氏で、英国で建築を学んだ後、1913年(大正2年)に三菱合資会社に入社。1923年(大正12年)に独立し、事務所を開設しました。この建物には古典主義建築のモチーフが随所に生かされており、今でもその名残を感じることができます。 

同行門司支店内では、企画展「初代門司港駅跡の発掘調査と文化財価値」も行われていました。※期間は2024年6月28日(金)まで。

門司港レトロにお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。なお、見学は外観のみとなっていますのでご注意ください。

【店舗情報】

北九州銀行門司支店

住所:北九州市門司区清滝2-3-4

地域ニュースサイト号外NETライター(北九州市)

関門海峡をこよなく愛するフリーランサーです。

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