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【大田区】東京羽田のおいなりさん・穴守稲荷神社を羽田の地元民がご案内します!

ハラカズコ(ライター/アロマセラピスト)ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

こんにちは。ライターのうのかです。

羽田の空の安全を守り続けている穴守稲荷神社。元々は「羽田村」の新田開拓を目的として稲荷大神を祀ったのが始まりです。

長い歴史があり、その中で破壊と再生を繰り返して現在の場所に鎮座する穴守稲荷神社は羽田地区の人たちからとても大切にされています。

今回は羽田の地元民が穴守稲荷神社をご案内します!

平日でも参拝客がたくさん!羽田のおいなりさん

穴守稲荷神社は京浜急行空港線の穴守稲荷駅から歩いて3分ほどの場所にあります。駅から神社の場所までの道順は看板と鳥居があるので、初めて訪問する方でも迷うことはありません。

本殿の右手にあるのは千本鳥居。奥之宮に続く鳥居のトンネルになってます。

正面から見ると鮮やかな朱色の鳥居が立ち並んでいます。千本鳥居のさらに右手には、繁盛稲荷・開運稲荷・出世稲荷・必勝稲荷のミニお稲荷さんがあるので、そちらも併せて必勝祈願をしてみるとご利益をいただけるかもしれませんよ!

千本鳥居をくぐり終わった先に奥之宮があります。こちらは令和2年に新しくなりました。

中は決して広くはありませんが、小さな鳥居とお狐様がたくさん並んでいるこの場所はとても厳格な雰囲気です。

奥之宮では「あなもりの砂」をいただくことができます。封筒に入れて持ち帰り、自宅やお店の庭や玄関などに撒くと家内安全や商売繁盛につながると言われてます。

欲張ってたくさん持ち帰るのは神社と他の参拝客の方の迷惑にもなるので、適切な量を持ち帰りましょう。

続いては、本殿裏にある稲荷山の頂上まで登って上社を参拝します。新しくなる前も新しくなってからもそうですが、なかなかキツい山になってます。

初秋の風が吹いていたので今回は楽に登ることができました!

稲荷山の頂上から見下ろした景色です。心地良い風が吹いてとても気持ちが良く、まるで天下を取ったかのような気分になります。

他にも見どころたくさん!花手水で癒される

稲荷山を降りて社務所側まで歩くと季節のお花を浮かべている「花手水(はなちょうず)」があります。

今の季節は黄花秋桜です。左手の2匹のお狐様に柄杓で2杯ほどのお水を浴びせて静かに手を合わせます。

なぜ静かに手を合わせるかというと、お狐様の下は「水琴窟(すいきんくつ)」と呼ばれている構造になっており、お水が地中に届くと中で共鳴して琴のような音が響きます。

季節のお花と自然の清らかな音で心が癒される花手水は神社内の中でもおすすめスポットです。

社務所では話題の穴守稲荷神社とANAのタイアップ御朱印帳が販売されています。当初はすぐに完売しましたが、追加販売を行なっているので、検討されている方はぜひゲットしに来てくださいね!

穴守稲荷神社で家内安全商売繁盛・一度はおいでよ羽田地区

羽田地区は羽田空港のイメージが強く、大田区在住でもあまり足を運ばない地区かと思いますが、空港線沿線は空港以外にも色々な穴場スポットや地元の美味しいお店がたくさんあります。

まずは穴守稲荷神社を参拝して羽田にパワーチャージしに来てくださいね!

穴守稲荷神社の施設情報

名称:東京羽田 穴守稲荷神社
所在地:東京都大田区羽田5-2-7
アクセス:京浜急行空港線 穴守稲荷駅より徒歩3分
開門時間:5時30分〜 21時00分
拝殿外からの参拝:24時間(境内には自由に入れます)
昇殿参拝・祈祷:9:00~16:00
御守り授与・御朱印:8:30~17:00
駐輪場:あり
電話番号:03-3741-0809
穴守稲荷神社 公式HP

ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

大田区出身・在住。大田区の街を香りにした「大田区の街の香りシリーズ」というものを作った人です。普段はアロマ・フレグランスに関するお店「カオリ乃」の店長をしています。多種多様な文化や伝統、価値観が混ざり合ってモノづくり・街づくりをしているカオス・レトロ・最先端な大田区の魅力をご紹介します。

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