【福津市】不登校から育ちを考えるひなぎくの会|トーク&音楽イベント開催
子育て中の母として、気にならずにはいられなかった「不登校から育ちを考える ひなぎくの会」(以降、ひなぎくの会と称する。)を取材しました!
ひなぎくの会とは?
ひなぎくの会とは、不登校という同じ境遇に立つ親子と繋がり、悩みの共有や情報交換を行うコミュニティーです。
2019年3月に福津市で我が子の不登校を経験した保護者により発足し、今年で活動4年目を迎えました。
ひなぎくの会の由来
“ひなぎく”の由来には2つの意味があります。
1つ目は、ひなぎくの花(デイジー)の花言葉「ありのまま」に由来し、親も子も“ありのままの自分でいいんだよ”という思いを込めています。
2つ目は、子どもたちをひな(生まれたばかりの鳥)に例え「親がひなの声を聴く」という意味を込めて名付けられました。
ひなぎくの会の主な活動
ひなぎくの会の主な活動をご紹介します。
- 月に1度開催される茶話会「ひなぎくcafe'」
- コミュニケーションアプリLINEでの情報共有
- 不登校に関連する本の貸し出し
- 年1,2回の講演会
毎月、第1土曜日に「ひなぎくcafe'」が開催されます。
子どもの不登校で悩む保護者や、かつて我が子の不登校に悩んだ経験のある人たちが集まり、お茶菓子を楽しみながら悩みの共有や情報交換を行なっています。
令和5年度のひなぎくcafe開催日程は決まっており、開催場所は「ふくま郷づくり交流センターふくまりん」です。
不登校に悩む子どもの家族であれば事前申込みは不要で、自由に参加できます。
7/14(金)トーク&音楽イベント開催
2023年7月14日(金)にひなぎくの会が主催するトークセッション&音楽ライブ『自分(こころ)を大切に生きる〜“自分の幸せ”を選ぶ生き方〜』が宮司コミュニティセンター多目的ホール(福津市宮司浜2-15-1)にて開催されます。
実際に不登校を経験した当事者である2人のゲスト、シンガーソングライターの風見穏香さん(かざみしずか)と大学生の石田大明さん(いしだ ひろあき)が登壇し「不登校でも大丈夫」をテーマにトークセッションが行われます。
イベントの最後に行われるシンガーソングライター風見穏香さんによる歌のライブは、これまでの風見さん自身の経験や想いを歌で届ける必見のライブです。
不登校で悩むお子さんや保護者の方はもちろん、「不登校」という言葉がまだ身近でない方も気軽に音楽ライブを楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。
最後に
今回取材に対応して下さったのは、ひなぎくの会の代表をつとめる大石くみさん。大石さんご自身も我が子の不登校を経験した保護者の1人です。
「これまでひなぎくの会では、不登校を経験した人や今まさに悩んでいる人と悩みを共有したり情報交換を行なったりしてきました。今後は支援者や当事者だけでなく色々な人との対話や繋がりを大事にし、子どもも親も支え合える環境をつくっていきたい。」と、今後の活動への思いを語ってくださいました。
取材を通して、不登校の悩みを当事者である子どもやその家族だけの事とするのではなく、一人ひとりが不登校についてもっと身近に感じ、知ることが大事だと思いました。
「不登校」という言葉や、ひなぎくの会の活動が気になった方はまず、7月14日(金)開催のトーク&音楽ライブへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
\不登校でも大丈夫/
『自分(こころ)を大切に生きる
〜“自分の幸せ”を選ぶ生き方〜』
【日付】2023年7月14日(金)
【時間】19:00-20:30
【場所】宮司コミュニティセンター
福岡県福津市宮司浜2-15-1
【参加】無料
不登校から育ちを考える ひなぎくの会
ひなぎくの会 公式Instagram(外部リンク)