【帰りが遅い】反抗期の高校生が変わったきっかけは?実例を紹介!
反抗期には子どもが親の言うことを聞かず、帰りが遅いことを何度注意しても改善されないと悩む親御さんも多いようです。そこで今回は、元高校教師の私が実際に経験した、反抗期の高校生が変わったきっかけの実例についてご紹介していきます。
反抗期に言うことを聞かないのは親のせいではない
反抗期には、親の言うことを聞かない、家庭での約束事を守らない子どもが増えます。
反抗期が来るのは親のせいではない
親にとって、子どもの帰りが遅いと心配ですが、その気持ちが子どもにはうまく伝わらず、何度言っても改善されないこともあります。
こうした日々の繰り返しに
「育て方を間違えた?」
「関わり方がうまくいっていないのかも」
と悩む親御さんも多いでしょう。しかし、反抗期に子どもが言うことを聞かなくなるのは、決して親のせいではありません。
信頼関係があるからこその反抗
むしろ、信頼関係があるからこそ、
「どんなに反抗しても大丈夫」
「親なら受け止めてくれる」
と心の奥で思って反抗してしまうのです。これまで大切に育てられてきたからこそ、反抗期が来るのです。
もちろん、反抗期がなかったからといって信頼関係が築けていないという意味ではありません。ここでは、反抗期が来てもそれは親が責められるべきことではないということを伝えておきたいと思います。
これで解決!反抗期の高校生が変わったきっかけ【実例】
反抗期の高校生を説得する場合、"親以外"が関わるとスムーズに話が進むことがあります。
反抗期の高校生が変わった例
実際に私が教員をしていた時、子どもの帰りが遅いことで悩む保護者の方がいました。あるケースでは、親が何度言っても改善されませんでしたが、第三者が介入することで約束の時間までに帰宅するようになりました。
この時は、たまたま生徒の帰宅時に遭遇したご近所の方が状況を知っていて、
「お母さんを心配させてはいけない」
とお話してくれたことで解決したという話を後日聞くことができました。
第三者が関わるとスムーズ
反抗期には、親の言うことを素直に聞けないことが多いですが、親以外の言うことなら素直に従うことも結構あるものです。
例えば学校帰りが遅いなど、学校に関わることであれば担任や部活動の先生に相談するのがおすすめです。また、それ以外のことに関しては、祖父母や叔父・叔母に協力してもらうのも良いでしょう。
◆解決法◆
担任・部活動の顧問・親戚など第三者が話をする
反抗期でも安全に関わることだけはしっかり注意を
反抗期は、子どもが大人になろうと葛藤し、もがきながら頑張っている時期です。そのため、大人が子どもに干渉しすぎないことも大切です。しかし、安全に関わることだけは注意が必要です。
例えば、学校帰りが遅いといったことは、何かしらのトラブルや事故・事件に繋がる可能性が高くなります。基本的には適度な距離を保ちながら、温かく見守ることが重要ですが、安全に関わることについては家庭でしっかりとルールを決め、守ってもらうようにしましょう。