iOS 18のAI機能、名称は「アップルインテリジェンス」に?
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Apple(アップル)の「iOS 18」やその他のOSで導入されるAI(人工知能)のブランド名が「Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)」になると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。
Apple Intelligenceでは他社の生成AIのように詩を書いたり画像を生成するのではなく、要約やメッセージ、メールの返信を提案することで、ユーザーの日常生活に役立つ機能が提供されます。
具体的な機能としては、AIによる通知の要約や「Safari」のWebページの要約がデモされます。メッセージやメールでは、会話に対して自然な自動返信が作成できます。メールアプリでは受信メールを分類し、未読の受信トレイを整理します。
![Photo by 塚本直樹](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tsukamotonaoki/article/01797768/image-1717994257716.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
Apple Intelligenceはユーザーが入力している内容に関連する、新しい絵文字アイコンを作成することができます。写真アプリでも、AIを活用した新しい写真の編集機能を追加。ボイスメモで録音した内容も、自動で描き起こされます。
音声アシスタント「Siri」の大幅な改善や、「Xcode」のAIを活用したコード補完も開発中ですが、一般公開は来年になる可能性があります。
![Photo by 塚本直樹](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/tsukamotonaoki/article/01797768/image-1717987127890.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
Appleは6月10日に開発者向け会議「WWDC24」を開催し、その場でApple Intelligenceが発表される予定です。AppleによるAIへの取り組みがどのようなものとなるのか、本日のイベントに注目です。
塚本直樹
IT・宇宙・ドローンジャーナリスト
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