【川越市】ネコではありませんが、こちらが本家です! ちょっと珍しいチンチラと触れ合えるカフェが開店!
今回は川越の市街地、蓮馨寺の近くのお店の紹介です。店名は「Chilla’s Land(以下チラズランド)」で、こちらはプレオープンを経て、2023年7月23日にグランドオープンしました。「チラズランド」はとても個性的なお店です。いったい、どのようなお店かというと……。
敷地内にはレトロなキッチンカー
「チラズランド」がある場所では以前はホットサンドを販売していました(そのお店と「チラズランド」は直接的な関係はありません)。こちらの飲食物は敷地内のキッチンカーで調理されます。そのキッチンカーがレトロで雰囲気がよいこともあるのでしょう。そのホットサンドのお店はテレビで紹介されたこともあります。
敷地内は屋外型の素敵な空間が広がっています。
さて、「チラズランド」です。公式Twitterによると、こちらは「カフェ併設型チンチラ販売店」となっています。まずはカフェとして紹介しましょう。
メニューには「ちら・コーヒー」や「ちら・コーク」などが並んでいます。
私はアイスの「ちら・コーヒー」をいただきましたが、とても美味でした。その美味しさには理由があるのですが、それはのちほど。
かわいいモフモフ
続いてはチンチラのお店としてのご紹介です。「チラズランド」ではチンチラを抱(だ)っこすることができます。
そもそも、チンチラは何かというと、アンデス山脈(南米)の標高の高い冷涼な地域で生息している動物です。広いくくりではリスやビーバー、モルモットと同じ齧歯目(げっしもく)ですが、見た目にはウサギに近い印象です。
ちなみにチンチラというとネコを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらはペルシャという品種のなかの、ある毛色のカテゴリーを指す言葉です。その毛色はシルバー、ゴールデン、ブルー、ブルーゴールデンの4種類で、明るい色合いをしています。とても美しい毛色で、その名称の由来が、こちらの齧歯目のチンチラとされています。
ネコの品種は奥深いので、ここでは簡潔に説明させていただきましたが、とにかく齧歯目のチンチラが元祖で、「チンチラは毛色が美しい」がポイントです。また、チンチラは大人しい性格で、特に最近は国内でも人気となっています。
ちなみに店主さんがこのようなお店を開店した理由は、もちろんチンチラが大好きだからだそう。すべての始まりは店主さんが販売店で目が合った1匹のチンチラで、そこからチンチラと歩む人生がスタートしたとのことです。
「チラズランド」の「抱っこ体験」は奥の専用のスペースで行います。
また、「チラズランド」はチンチラの個体の販売もしています(もちろん大切な命ですので、迎え入れにはしっかりとした準備が必要です)。詳しくはお店のスタッフにお問い合わせを。
店主さんのこだわりのコーヒー
話を「ちら・コーヒー」に戻しましょう。店主さんにお話を伺う前はチンチラをメインに記事としてまとめようと思っていたのですが、「ちら・コーヒー」が絶品でしたので、その話で本記事を締めさせていただきます。
「ちら・コーヒー」はチンチラが分布しているペルーのコーヒー豆を使用しています。そして、注文を受けてから淹れていただけます。
淹れたての「ちら・コーヒー」はこちら↓
私は「色合いから判断するに味は薄めなのかしら…」と思ったのですが、そのようなことはありません。しっかりとコーヒーの香りや美味しさを楽しむことができます。店主さんは豆の挽き方なども研究したそうで、こちらのコーヒーは努力の末に辿り着いた極上の1杯といえるでしょう。ぜひ、皆様にはカフェとしても利用していただきたいっ!
「チラズランド」は店主さんの想いやこだわりが詰まった素敵なお店です。ぜひ、皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】