【びっくり!日本の特撮ヒーローのお正月とは?】ハワイで根強く浸透している日本文化ってなに?
みなさま、こんにちは!
文学博士の二重作昌満(ふたえさく まさみつ)です。
特撮を活用した観光「特撮ツーリズム」の博士論文を執筆し、「博士号(文学)」を授与された後、国内の学術学会や国際会議にて、日々活動をさせて頂いております。
いよいよ年末年始となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、本日のテーマは「お正月」です。
突然ですが、皆さまは2023年はどんな一年でしたか?
「充実した一年だった!」という方もいれば、「来年こそ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、どんな一年を過ごしても必ずやって来るのがお正月。
家族と一緒にゆっくり自宅で過ごしたり、国内外の各地へ旅行したりと、楽しい休日としてお正月を過ごす方も多いかと思います。
そんな新年のはじまりをゆっくり過ごす人達も多いお正月ですが・・・
このお正月を通じて、私達が暮らす日本という国では数多くの文化や物語が創作されてきました。
お正月と聞いて、初詣やお餅つき、獅子舞等を連想する方も多いのではないでしょうか?
そんなお正月を通じた、古来日本からの文化や物語は、私達が日頃楽しんでいるアニメやマンガ、特撮といったサブカルチャーにも大きな影響を与えました。
そこで今回は、数ある日本のサブカルチャーの中から、ウルトラマンシリーズやスーパー戦隊シリーズをはじめとする「特撮」ヒーロー番組に焦点を当て、両シリーズにて展開されたお正月の物語について、ゆっくりお話をしたいと思います。
※本記事は「私、ヒーローものにくわしくないわ」あるいは「ハワイに行ったことがない」という皆様にも気軽に読んで頂けますよう、概要的にお話をして参ります。お好きなものを片手に、ゆっくり本記事をお楽しみ頂けますと幸いです。
また本記事における各原作者の表記ですが、敬意を表し「先生」という呼称で統一をしております。本記事を通じてはじめてアニメ・特撮ヒーロー番組に触れる方もいらっしゃいますので、ご配慮を頂けますと幸いです。
【新潟に行かせてなるものか?】餅だけ食べたい怪獣を徹底的に懲らしめたウルトラ父子餅つき大作戦とは?
まずお話しをさせて頂くのは、円谷プロ制作の特撮ヒーロー番組『ウルトラマン』シリーズ。突然ですが、皆様はウルトラマンシリーズをご覧になられたことはありますでしょうか?
少しだけ、ウルトラマンシリーズについて概要的にお話しさせて頂ければと思います。
ウルトラマンシリーズは、株式会社円谷プロダクション制作の特撮ヒーロー番組『ウルトラマン(1966)』及び、特撮怪獣番組『ウルトラQ(1966)』を起点とするシリーズです。
1966年に『ウルトラマン』が放送され、身長40mの銀色の巨人が巨大な怪獣と戦い、最後は必殺光線(スペシウム光線)で怪獣を退治するという物語はたちまち子ども達の心を掴み、最高視聴率42.8%、平均視聴率36.8%を記録する大人気番組となりました。
大衆的な人気を博した『ウルトラマン(1966)』の放映終了後も、その次回作である『ウルトラセブン(1967)』、以降も『ウルトラマンタロウ(1973)』、『ウルトラマンティガ(1996)』、『ウルトラマンコスモス(2001)』とシリーズが続いていき、現在は『ウルトラマンブレーザー(2023)』が放送中です。
そんな約60年に渡る長い歴史を持つウルトラマンシリーズの中から、今回は『ウルトラマンタロウ(1973)』の物語の中において発生した、お正月を巡る珍騒動についてお話しします。
『ウルトラマンタロウ』は、1973年に放送されたウルトラマンシリーズ第6作。ウルトラの父とウルトラの母の息子であり、地球へと派遣されたウルトラマンタロウが、特捜チーム『ZAT』の隊員である勇敢な青年・東光太郎と一心同体となって、怪獣や宇宙人から地球を守る物語。
本作では、ウルトラマンタロウの活躍はもちろんのこと、彼と対峙する怪獣達も非常にユニークに描かれていたのも特徴でした。単に街で大暴れする怪獣だけでなく、大笑いする怪獣、野菜好きの怪獣、人間に興味を持っている怪獣、歌を歌うのが大好きな怪獣・・・といった具合に、「怪獣=怖い存在」として描くのではなく、子ども達にも親しみやすい個性が与えられていました。
そんな個性豊かな『ウルトラマンタロウ(1973)』の怪獣達。その中でもとりわけ、お餅好きという怪獣が存在していました。
その怪獣の名は、うす怪獣モチロン。1973年12月28日放送の『ウルトラマンタロウ』第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」に登場した怪獣でした。
「もぉ・・・そのまんまじゃないか!」と突っ込みたくなる名前なのですが、彼も由緒正しきウルトラマンシリーズの怪獣の1体。
このモチロンなのですが、どんな怪獣なのかと言いますと・・・。
月を題材とした「兎の餅つき」伝説を信じる人間の心が生み出した怪獣とされ、餅を食べるために月から地球にやって来て、人々から餅を奪い取ろうとする存在でした。
そもそも「人間の伝説を信じる心が生み出しました」という時点で、どこかファンタジーチックというか、理屈としてはかなり支離滅裂なのですが、先述したように『ウルトラマンタロウ(1973)』にはこうしたお伽噺に登場するような、どこか妖怪的な怪獣達が多かったのも本作の特徴でした。
故にこのモチロン、その性格も極めて人間的で、日本語をペラペラと喋り、餅つきをする人間達を見つけては、その人間達からお餅を強奪するガキ大将的な性格。とはいえ、頭はあまり宜しくないようで、ゴルフ場に散乱する球状のゴルフボールをお餅と間違えて、大量のゴルフボールを大口に頬張り、吐き出すというお間抜けな部分もありました。
モチロンは本質的には悪い怪獣ではなく、お餅を食べたいという欲求のみで動いており、市街地を無意識に破壊するような行動こそ起こしていませんが、お餅を巡っては人々に乱暴して多大な損失を与えるという迷惑千万な奴だったのです。
さらに厄介だったのはこのモチロン、お餅についてはかなりの情報通。なんと新潟県が日本の米どころである情報も察知しており、お餅を食べたいが為に新潟県に行ってやろうと企みます。
しかしこの企みを阻止したのが、ウルトラマンタロウでした。
ウルトラマンタロウは、モチロンを迎えに来たという月の住民(夕子という女性)からモチロンのことを聞きつけ、月が美しく輝く夜、タロウと夕子は彼の説得にかかります。
・・・しかしこのモチロン、ゴネる。
「地球の・・・いやニッポンの餅は、柔らかくてウメェんだぁ・・・!おれはさぁ、新潟で暴れまくるつもりだぁ!それはオメェ・・・新潟の米はウメェってからよ!」(モチロン)
・・・さらにタロウがモチロンと会話ができると知れば・・・。
「そうか、おめぇがタロウか!俺は前々からおめぇと力比べしたいと思ってたからよぉ・・・なにせ俺は年中餅ばかり食ってるから、ちからモチなんだぁ・・・」(モチロン)
・・・思わず苦笑いしてしまう洒落を吐きつつも、タロウに相撲対決を挑むモチロン。しかし戦局はタロウが優勢、短時間で追い詰められます。夕子には「タロウさんに降参しなさい」となだめられる始末・・・。
しかしこのモチロン、あくまで人間の月の伝説を信じる心が生み出した存在。よって、彼を殺せば月の兎状の黒い影はなくなり、日本の風物詩である「月が兎をついている」という伝説の消失を意味していました(細かい理屈はともかく、モチロンが死ねば月から兎の姿は消えるのです)。
モチロンを担ぎ上げたタロウを制止するために姿を現わしたのは、彼の父親であるウルトラの父でした。乱暴なモチロンですが、ウルトラの父には頭が上がらないようで・・・。
「これ!モチロン!いい加減にして月へ帰れ!新潟にまで行って餅を食うなど、とんでもない話だ!」(ウルトラの父)
「だけんど・・・」とさらにゴネるモチロンに対し、
「だまれ!だまれ!帰るのだ!」と押し通すウルトラの父。さらに、「それと帰る前に、お前が盗んだ分の餅を帰すのだ!」と諭します(ウルトラの父の口から「新潟」という言葉が出てくるのも、なかなかのパワーワードですが・・・)。
しかし「食べちまった分はしょうがない」と開き直るモチロンに対し、
「だからお前が臼になり、餅をつくのだ!」とウルトラの父は提案します。
これはモチロン・・・効いたようです。タロウは超能力で巨大な杵を用意し、臼の形に変形したモチロンの中にあるお餅めがけて餅つきを開始するのでした(モチロン曰く「いてぇ・・・」とのこと)。
夜が更けて、目が覚めた子ども達の前に用意されたのは、皆でお腹いっぱいに食べられるたくさんのお餅であり、子ども達が空を見上げると、モチロンを月へと運ぶウルトラの父達の姿を見るのでした。
臼型かつ人語を喋る怪獣、ウルトラマンがお餅つきで怪獣を懲らしめる等の寓話的な展開・・・捉え方によってはかなりコミカルに見えるかも知れませんが(否定はしません)・・・。しかし史実として、『ウルトラマンタロウ(1973)』にはこうした怪獣達をむやみに殺さずに懲らしめる描写が多かったのです。この背景には、『タロウ』が放送された1973年より第四次中東戦争を機とした第1次オイルショックが発生しており、我が国でも大きな影響を受けてしまったことも要因の1つでした。
つまり、ウルトラマンが必殺光線(スペシウム光線)を怪獣に発射して、怪獣が「ドカン!」と爆発四散するような、多量の火薬を使用した演出ができなくなってしまったのです。
そこで『ウルトラマンタロウ(1973)』に登場する怪獣達は、『桃太郎』に登場する鬼をはじめ、日本の名作民話に登場した妖怪達のごとく、親しみやすい存在として描かれるようになり、タロウは彼らを「殺す」のではなく「懲らしめる」描写へと転向するようになりました。
社会情勢上、そうせざるを得なかった節こそありますが、結果的にそれが『ウルトラマンタロウ(1973)』という物語の大きな魅力となり、より家族で安心して本作を視聴できる作風となった上、安定した視聴率を獲得していたとのこと。
正に「災い転じて福と成す」というのは、『ウルトラマンタロウ(1973)』のような作品を指していたのでは・・・とさえも感じます。
【人々から感謝されたスーパー戦隊の怪人って誰?】ハワイの新年に拡がる日本のお正月とは?
さてさて、先述したウルトラマンシリーズを筆頭に、日本で制作されてきた特撮ヒーロー番組には度々「お正月」を題材とした物語が展開され、作品によっては華やかな雰囲気かつ、どこか童謡的な物語も描かれてきたのが特徴でした。
この特撮ヒーロー番組における日本のお正月、勿論ウルトラマンシリーズだけではございません。半世紀近くに渡り、日本で放送されてきた東映制作の特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」においても、お正月の物語が各作品を通じて描かれてきたのです。
お話しの本題に入る前に、少しだけスーパー戦隊シリーズについて概説しますと・・・。
スーパー戦隊シリーズは、漫画家・石ノ森章太郎先生と八手三郎先生が原作の、カラフルなコスチュームを纏った5人のチームヒーローを主人公にした、我が国を代表する東映制作の特撮ヒーロー番組です。
シリーズ第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』が1975年に放送が開始されて以降、『太陽戦隊サンバルカン(1981)』、『忍者戦隊カクレンジャー(1994)』、『超力戦隊オーレンジャー(1995)』、『海賊戦隊ゴーカイジャー(2011)』、『魔進戦隊キラメイジャー(2020)』等々、シリーズは続いて行き、最新作『王様戦隊キングオージャー(2023)』まで全47作品がこれまで放送されてきました。
また、2024年にはシリーズ第48作『爆上戦隊ブンブンジャー』が放送開始予定です。
半世紀近くに渡る長い歴史を堅持してきたスーパー戦隊シリーズですが、今回お話しするのが、スーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー(2003)』でした。本作は、太古の昔より継承されてきた力である「ダイノガッツ」を持つ4人の若者達(シリーズ終盤で5人目の戦士・アバレキラーが加入)が、地球侵攻を開始した悪の組織「エヴォリアン」から地球を守る物語でした。
本作において、アバレンジャーと敵対する悪の組織である「エヴォリアン」ですが、彼らは毎週新しい怪人を造りだし、アバレンジャーに差し向けます。怪人達の目的は実に多種多様。街の破壊や財宝の強奪に留まらず、受験戦争に乗じた学生達の洗脳、ヒット曲を利用した子ども達の凶暴化、さらには地球そのものの消失等、割とシビアな作戦が多い悪の組織でした。
・・・ところが、このエヴォリアン、組織を構成する幹部達の気まぐれや失敗で、どこか奇妙な怪人達を生み出していた組織でもありました。幹部達にオリーブを食べさせるために人々をオリーブの実に変えようとしたツリバカツオリーブ、自分が唯一無二の女性でありたいという幹部の気まぐれで送り込まれ、地球の女性を次々にラフレシアへと変えたルージュラフレシアのほか、老若男女問わずビキニ姿にしたり、女性をビーナス像のように石化させたり、アバレンジャーをミクロ化したりと奇想天外な能力をたくさん有していたにもかかわらず、能力を詰め込みすぎたのが戦況で仇となったハナビキニキビーナス等、個々の怪人達も個性豊かだったのです。
そんなエヴォリアン、日本のお正月に乗じて新たな怪人を送り込みます。その名は「ナナクサルンバ」。七草、猿、ルンバの能力を宿した怪人で、武器であるルンバビームを人々に浴びせると、人々はルンバを踊ってしまい、お正月に関わる物体に変えてしまうという、ふざけているのか、怖いのかよくわからない怪人でした(おそらく、ナナクサルンバ本人は至って真面目なのでしょうが・・・)。
凧を上げようとしたおじいちゃんを凧に、羽根つきで遊んでいた少女達を羽子板に、おじちゃんをコマに、年賀状を出そうとしていたアバレンジャーの姪(舞ちゃん)を年賀状に・・・
その被害はどんどん拡がっていき、凧にされた親子や、漆塗りの屠蘇器にされた若い女性等、街は縁起物で溢れ、さらにはアバレンジャー達も鏡餅にされてしまいます(ヒーローを倒したという点ではナイスプレーですが・・・)。
ナナクサルンバの目的は「地球をおめでたくする」ことだったようで、見方にはよっては有益な怪人なのですが、最終的にアバレンジャー達に倒されます。
しかし予想外の展開だったのはその後。ナナクサルンバが倒されたことに伴い、縁起物にされていた人々は元に戻ったのですが、それぞれ自分が変えられていた縁起物に対する技術が飛躍的に向上したというおまけ付きでした。
つまり、凧にされたおじいちゃんは凧揚げが上手になり、羽子板に変えられていた少女達は羽根つきの技術が向上、年賀状にされたアバレンジャーの姪(舞ちゃん)は年賀状を美しく書き上げる達筆ぶりでした。
「ナナクサルンバ、ありがとう。」
舞ちゃんが空を見上げお礼を言うと、天使のように空で舞うナナクサルンバの姿があったのでした。
私が『アバレンジャー(2003)』を選んだ理由として、数あるスーパー戦隊シリーズのお正月エピソードの中でも、特にお正月色が強い印象であったことが挙げられます。本作では七草がゆのつくり方も解説される等、一文化として日本のお正月を学ぶことも出来るので、教養的要素のある作品でもあるかなと感じます。
さて、そんな日本のお正月ですが、日本のスーパー戦隊シリーズを始め、数多くの特撮ヒーロー番組がたくさん輸出された米国・ハワイ州では、現地での特撮ヒーローの活躍の傍ら、門松や福袋商戦等、ハワイ流の日本のお正月を体験できるのも魅力です。
ハワイでは1973年に特撮ヒーロー番組『人造人間キカイダー』が日本から輸出されて爆発的なブームが発生して以降、『仮面ライダーV3』や『秘密戦隊ゴレンジャー』等の数多くの特撮ヒーロー番組が放送されました。特に『人造人間キカイダー』は、現在に至るまで出演俳優の名誉市民化や記念日の制定等、一般市民だけに留まらず、ハワイの政治の世界をも巻き込んだ高い認知率を誇っています。それだけ、ハワイでは日本製の特撮ヒーローが生活の中に浸透してきたのです。
それと共に、日系人の多いハワイでは日本の風俗習慣や文化も根強く現地で浸透しており、私達が年末年始を過ごす「お正月」も例外ではありません。私事ですが、幼少期よりハワイでよくロングステイをしていたので、現地のお正月を体験する機会もあった傍ら、文化の違いを色濃く感じることもしばしばでした。
例えば、ハワイの大型商業施設として国際的に有名なアラモアナショッピングセンターや免税店では、各店舗にて毎年お正月に福袋の販売が開始されます。またABCストア等のコンビニでも福袋の販売が行なわれています。よって現地に年末にテレビをつけたら「フクブクロ!フクブクロ!」と商業施設等で販売される福袋のCMがよく流れる上、1月1日朝の開店時間の30分前には各店舗に行列ができており、私もその中に入ってパンフレットを読みながら立ちんぼするのも度々でした。
また、お正月のハワイは門松とクリスマスツリーが共存しているのも特徴です。日本では12月25日が過ぎればクリスマスツリーは片付けられ、代わって門松等の縁起物が飾られるのが通例ですが、ハワイでは違います。
なんと場所によっては、1月いっぱいまでクリスマスツリーを片付けません。「州民性じゃない?」と言われると否定は出来ないのですが、ハワイもキリスト教国家であるアメリカの一部であり、なおかつ「クリスマス=新年」の認識が日本以上に強いと感じます。
(例えば、日本でも有名なクリスマスソング『We Wish You a Merry Christmas』ですが、この歌の歌詞において『We wish you a Merry Christmas
and a Happy New Year.』という言説があるように、クリスマスを通じて新年をお祝いする意味合いが含まれているのも、その最たる例だと思います。)
よって税関も商業施設も小売店でも、クリスマスツリーやリースは1月でも残ったままなので、お正月を楽しみつつ、クリスマスの余韻に浸れるのが、ハワイのお正月の魅力です。
さらに、お正月といえば「初詣」ですが、なんとハワイにある日本の神社では年始になると現地の人々や観光客による長蛇の初詣の列が形成されます(参拝者の肖像権を確保するため、神社そのものの写真のみ掲載しております)。ハワイ州ホノルル市内ダウンタウンルート近くにある「ハワイ出雲大社」では、毎年お正月にたくさんの人達が初詣に訪れます。私も現地でよく参拝していたのですが、神様に一年のご報告と感謝、そして今年の目標をお伝えした後、参拝後に頂ける「ラッキーキャンディー」が楽しみでした。
ホノルル市内にあるこの「ハワイ出雲大社」ですが、テレビ東京のバラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』では何度も取り上げられたほか、ハワイ州庁舎やハワイ州最高裁判所のあるダウンタウンからも近いので、参拝の傍ら、ダウンタウン方面へ訪れるのもお勧めです。
いかがでしたか?今回は日本の「お正月」をテーマに、各特撮ヒーロー番組で描かれたお正月の物語をご紹介しました。私達にとっては年末年始の風物詩である日本のお正月ですが、意外な形で海外でも受け入れられていると思うと、心が躍りますね。
今年1年、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。
来年も楽しい記事を公開して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。
・小野浩一郎・岩畠寿明(エープロダクション)、『講談社シリーズMOOK ウルトラ特撮PERFECT vol.11 ウルトラマンタロウ』、講談社
・菅家洋也、『講談社シリーズMOOK スーパー戦隊シリーズMOOK スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.3 爆竜戦隊アバレンジャー』、株式会社講談社
・白石雅彦、『「ウルトラマンタロウ」の青春』、双葉社