家庭菜園って元取れるの!?実践中の我が家のぶっちゃけ話【家庭菜園歴5年目】
家庭菜園を始めて早5年。ほどよく、趣味として楽しみながら野菜やハーブを育ててきました。今回は、家庭菜園の「元が取れるかどうか」というテーマで、我が家の正直な感想をお伝えします。
初期投資とコスト
家庭菜園を始めるには、まず初期投資が必要です。苗や種、培養土、プランターや道具類など、最初に揃えるものだけでも結構な出費になります。我が家の場合、初年度だけで約2万円ほどかかりました。その後も、肥料や新しい苗を買い足すなどのランニングコストがかかりますが、無理のない範囲で楽しんでいます。
収穫量と質
初めて収穫したときの喜びはひとしおですが、実際に食卓に上がる量は、スーパーで買うよりも少ないことが多いです。特に、天候や病害虫の影響で収穫が思うようにいかないこともあります。それでも、取れたての野菜の美味しさは格別ですし、スーパーでは味わえない新鮮さが楽しめます。また、収穫した野菜はトッピングや彩りとして食卓を華やかにしてくれるので、食事が充実します。
家計の節約効果
では、節約効果はどうでしょうか?正直なところ、大規模な家庭菜園でない限り、大きな家計の節約にはつながりにくいです。とはいえ、スーパーに買い物に行く回数が減ったり、料理のバリエーションが広がったりと、食費の一部を補える程度のメリットはあります。
子どもたちの反応
家庭菜園を通じて、子どもたちが野菜に興味を持つようになりました。自分で育てた野菜には愛着が湧くようで、苦手だった野菜も進んで食べるように。野菜嫌いを克服するきっかけにもなり、食事の時間がさらに楽しくなりました。
心の豊かさと趣味としての楽しさ
家庭菜園の最大の魅力は、何よりも「心の豊かさ」です。土に触れることでリラックスでき、家族で一緒に作業する時間も増えます。趣味として無理のないペースで楽しむことで、植物の成長を見守る喜びが味わえます。
まとめ
総合的に見ると、家庭菜園で「元を取る」ことは金銭面では難しいかもしれませんが、それ以上に得られるものが多いと感じています。時間と手間はかかりますが、自分で育てた野菜を食べる満足感や家族の絆は、プライスレスです。
最初から「元を取るためにやるんじゃない」という考えでやっていると、案外楽しく家庭菜園を続けられるんじゃないかと思います。